ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のアレグリス。より良いシートに座るには
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ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は新しいビジネスクラス「アレグリス」の導入を進めています。
少なくとも5つの異なるビジネスクラスの座席オプションを提供しています。
ですがこれらの座席の大半はバイアップオプションであるため、通常のビジネスクラス航空券を予約すると追加料金がかかります。
2024年6月現在、どの座席が無料で割り当てられ、どの座席が追加料金になるのかをお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
LHはどのような料金を課すのか
LHのエアバスA350・アレグリスの戦略は、多くのタイプの座席を割り当てることで追加料金を取ることです。
LHは、座席の有料化に先駆けて、どの座席に追加料金がかかるか、また、どの乗客がそれぞれの座席タイプを無料で割り当てられるかを明らかにしました。
A350-900機材を基準に、38席のうち何席が各カテゴリーに含まれるかの内訳をお伝えします。
・クラシックシート(38席中12席)は、通路に最も近いスタンダードシートで、すべての乗客が事前に指定することができます
・プライバシーシート(38席中10席)は、プライバシーが確保された「真の」窓際の座席で、Miles & More HON Circleおよびセネター会員とその同伴者、ならびに「ビジネスフレックス」運賃で予約した人が無料で指定できます
・エクストラスペースシート(38席中4席)は、Miles & More HON CircleおよびSenator会員とその同伴者は無料で指定できます
・エクストラロングベッドシート(38席中4席)は、エクストラスペースシートの後ろにエクストラロングベッドを備えた厳選されたミドルシートで、Miles & More HON Circle会員とその同伴者は無料でしていできます
・1列目スイート(38席中8席)は、各キャビンの1列目にあるドア付きのとても広いシートで、すべての搭乗客が追加料金を払って指定できます
当面の間、マイレージやアップグレードバウチャーを利用してプレミアムシートを確保する機会はありません。
将来的には変更される可能性はあります。
注目点は、上記の座席を事前に指定する場合、追加料金がいくらになるかということです。
費用はフライトの長さと座席に基づくと予想されています。
LHは30時間前に座席を開放する
事前に座席指定料金を支払わなかった場合は、オンライン・チェックインが開始された時点で、乗客は空いている座席を指定することができます。
窓側、通路側、足元の広い座席、ビジネスクラススイートなど、希望の座席を事前に選べるオプションが用意されています。
アレグリスでは、事前座席指定の予約・取り扱い方法に変更はありません。
フライトのチェックインが開始され次第(通常、出発の30時間前)、すべてのご搭乗クラスの搭乗客が残りの座席のいずれかを選択することはもちろん可能です。
30時間前にすべての座席(1列目のスイートを含む)を指定できるのであれば、素晴らしい体験になるはずであり、また、できる限り早くチェックインする強い動機にもなるでしょう。
まとめ
平均的なビジネスクラスの乗客が追加料金なしで座席の3分の1以下を割り当てられます。
Miles & Moreの上級会員は追加料金なしでより多くの座席を割り当てられますが、最前列のビジネスクラス・スイートは購入のみ可能で、誰にでも無料で提供されるわけではありません。
アレグリスのビジネスクラスでは、窓の外を眺める場合も追加料金がかかります。
ビジネスクラスの座席指定を有料にするというコンセプトは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が何年も前から行っていることであり、エールフランス航空(AF) / KLMオランダ航空(KL)も同様に取り入れていることを考えると、LHもその流れに乗った、ということになります。
1列目スイートは、一度搭乗してみたいですね。
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