60,000マイル + JPY20,000で台湾 + フィリピン + 香港をビジネスクラスで旅する方法
東アジア・東南アジアを周遊する際、マイレージを利用することもあると思います。
その際、片道や往復の旅程を組み合わせても、なかなか少ないマイレージ数で移動するのは難しいです。
ましてや、ビジネスクラスならなおさら。
今回の旅の提案は、日本から台湾 -> フィリピン(マニラ) -> 香港と周って、60,000マイルで済ませましょう、というもの。
しかも、ビジネスクラスです。
早速その方法をお伝えしましょう。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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UAマイレージを使うと実現できる
今回お伝えする旅に必要なのは、ユナイテッド航空(UA)のマイレージです。
UAマイレージの特徴の一つである、「エクスカーショニスト・パーク」を利用します。
UAのエクスカーショニスト・パークについては、こちらの過去記事をご覧ください。
ユナイテッド航空(UA)のエクスカーショニスト・パーク徹底攻略
要は、往復のマイレージ数でどこか1つ、同じゾーン内の区間を0マイルで移動できます、という特典なのですが、今回の旅の例で利用する台湾は「North Asia」、フィリピンと香港は「South Asia」に入ります。
つまり、South Asia同士の都市であるマニラ(MNL)から香港(HKG)までは0マイルで移動できることになります。
日本からNorth Asiaへの移動は、片道ビジネスクラス30,000マイル。
日本からSouth Asiaへの移動は、片道ビジネスクラス45,000マイルです。
South Asiaである香港(HKG)から日本へ戻ろうと思うと、45,000マイルかかります。
では、どうするのか。
ここで、香港の地理を考えます。
香港から電車に乗るとすぐに、深圳に行くことができます。
深圳には深圳空港(SZX)があり、中国が入る「North Asia」になるわけです。
SZXから日本までは、深圳航空(ZH)が直行便を運航しています。
これで、片道30,000マイルで日本に戻ってこれる訳ですね。
では、台湾(TPE)からマニラ(MNL)まではどうするか。
ここはマイレージでの移動ではなく、有償で片道の航空券を購入しましょう。
TPE – MNLなら、エコノミークラスでも十分。
スカイスキャナーなどで調べると、片道JPY11,000くらいで結果が出てきます。
LCCなら、もっと安く済ませることができますね。
まとめ
まとめると、こんな旅程になります。
60,000マイル + 諸税JPY6,000くらいで、こんな旅ができてしまいます。
注目するべきは、NRT – TPEのエバー航空(BR)ボーイング B787-10と、MNL – SIN, SIN – HKGのシンガポール航空(SQ) エアバス A350-900ですね。
こんな豪華な機材のビジネスクラスに搭乗できて60,000マイルというのはとてもお得だと思います 🙂
シンガポールでの乗継時間が長い旅程を選択すれば、シンガポールにも1泊して半日観光もできちゃいますね。
UAマイレージはSPGアメックスカードから移行したり、1マイルあたりJPY2くらいで購入できたりするのでぜひ実践してみてください! 😉
運航再開に備えて今のうちにスターアライアンスを学ぶ
実は自分は既に、UAマイレージを貯めることを辞めてしまいました。
全日空(NH)のフライトも、別の航空会社のマイレージを利用して搭乗することにしています。
では、どこのマイレージプログラムを利用するのか。
UAを含め各航空会社が運航を制限していますが、いざ運航再開した時に備えて今のうちからスターアライアンスメンバーのマイレージプログラムについて学んでおくのはいかがでしょうか。
UAに代わるマイレージプログラムの案内も含めて、スターアライアンスメンバーのマイレージプログラムを徹底的に解説します。
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