キャセイパシフィック航空(CX)の座席アップグレードガイド

自分もよく搭乗する、キャセイパシフィック航空(CX)。
日本から香港までは4時間程度ではありますが、チーズ盛り合わせやラウンジの担々麺が食べられるビジネスクラスに搭乗したい、と思う方も多いでしょう。
その際、マイレージを利用して比較的簡単に座席をアップグレードすることができます。
エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードについて、解説をします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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まずは基本から
当たり前ですが、アップグレードは「空きがあれば」可能です。
また、旧正月などのハイシーズンには、アップグレードができる日は限られてくるでしょう。
どうしてもこういったハイシーズンにアップグレードをしたい場合、1年くらい前から予約をして、すぐにアップグレードを申し込む必要があると思います。
また、アップグレードの「飛び級」は基本ありません。
ですが、プレミアムエコノミークラスの設定がないフライトの場合はエコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードできますが、いきなりファーストクラスへのアップグレードはできません。
獲得できるマイレージ数や上級会員資格取得のためのステータスポイントは、「原則として」アップグレード前のものになります。
CXマイレージを利用したアップグレードについて
CXフライトをアップグレードするのには自社のマイレージプログラム「Asiamiles」を利用するのがとても効果的です。
CXマイレージを利用してのアップグレード対象のブッキングクラスは色々ありますが、アップグレード可能なブッキングクラスは以下の通りです。
・プレミアムエコノミークラス
W / R
・エコノミークラス
Y / B / H / K / M
・ビジネスクラス
J / C / D / I
キャセイホリデーなどで購入した安いチケットでは、アップグレードはできません。
アップグレードは、オンラインでリクエスト可能です。
アップグレードに必要なマイレージ数は距離によって変わってきますが、以下の通りです(2018/12/13現在)。
例えば、日本 – 香港(HKG)間で、(プレミアムエコノミークラスがない設定で)エコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードに必要マイレージ数は17,000マイルとなります。
また、上記の「移動距離」は、1区間あたりの距離となり、往復も含めた全旅程の距離ではありませんのでご注意ください。
まとめ
注意点としては、アップグレードのための座席数も予め決められているので、アップグレード狙いでチケットを購入したとしてもアップグレードできなかった、ということも十分あり得るので、アップグレード狙いの場合にはチケット購入前にCXコールセンターでアップグレードのための座席が空いているかどうか確認しましょう。
最後の最後の手段として、出発日当日にチェックインカウンターでアップグレードができるかもしれません。
当日のフライトに空きがあれば、CXマイレージを利用してアップグレードすることも可能です。
ただその場合、食事はエコノミーのまま、ということもあります。
当日のアップグレードなので、ビジネスクラス向けの食事が用意できていないためで、これはしょうがないでしょう。
CXのプレミアムエコノミークラスはあまり高すぎない価格でフライトができるので、CXマイレージを賢く使ってアップグレードしてみてくださいね! 😉