アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

日本航空(JL)の新しい国際線特典航空券「PLUS」のPAR的見解

日本航空(JL)の新しい国際線特典航空券「PLUS」のPAR的見解

JAL(JL)のマイレージプログラム・JALマイレージバンクのマイルで利用できる特典航空券のルールで変更がありました。
 
国内線、国際線それぞれでルールが見直されるのですが、これがどのようなものなのか、そして個人的には結構影響があるのではないかと思っている点を解説します。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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変更概要

国内線、国際線それぞれでルールが見直されるのですが、それぞれについて見てみましょう。

国内線

国内線の特典航空券、は2018/10/4の予約分から予約申し込みと変更の期限が変更となります。
 
従来は搭乗の前日から起算して4日前まででしたが、10/4からは前日分までの予約ができるようになりました。
 
また予約変更についても、変更希望便出発日の前日まで変更ができるようになります。
 
その他詳細は、こちらの公式ページをどうぞ。
 
https://www.jal.co.jp/jmb/dom_system18/

国際線

国際線は、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスにおいて新たに「JAL国際線特典航空券PLUS」を12月に導入される予定です。
 
これまではキャンセル待ちの状態になっていたものを、予測残席に応じた追加マイルを支払うことで特典航空券を予約できるようになります。
 
デルタ航空(DL)などが行っている、必要マイレージ数がその時々によって変わるシステムと実質同じです。
 
そのうち、必要マイレージ数のチャートまでなくなっちゃったりして 😛
 
要は、マイレージを持っていれば持っているだけ、より確実に座席が予約できるようになるわけですね。
 
例として、みんな大好きホノルル(HNL)の場合はエコノミークラス片道20,000マイル、PLUS利用時は最大114,000マイルで予約ができます。
 
ピークシーズンにどうしてもハワイへ行きたい!というような場合は114,000マイルを出すことになるわけですが、エコノミークラスで、こんなに大量のマイレージを消費する価値があるのでしょうか・・・^^;
 
各路線の必要マイレージ数は、こちらをどうぞ。
 
http://www.jal.co.jp/jmb/award_renewal/routemiles.html
 
今回の変更で、エコノミークラスの必要マイレージ数が少なくなった路線もあるようです。
 
必要マイレージ数の一覧は、こちらをご覧ください。
 
https://www.jal.co.jp/jmb/award_renewal/miles.pdf

その他詳細は、こちらの公式ページをどうぞ。
 
https://www.jal.co.jp/jmb/award_renewal/

これらの変更で影響を受けるのは・・・

JLマイレージを利用した予約についてはいいことづくめのような気もしますが、この煽りを提携航空会社のマイレージを利用した予約の方で受けるのではないかと思っています。
 
特に、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はその最たるものになるのではないか、と。
 
2018/7/16現在、BAのAviosを利用してJLのフライトを予約しようと思うと、国内線・国際線を問わず、極端な話当日のフライトでも予約ができてしまいます。
 
JLフライトはBAでとるべし、というのはこのことが理由の一つなんですが、ルール変更によりJLマイレージでJLフライトの特典航空券を予約しやすくなった(特典航空券向けの開放座席数を増やした)ということは、必然的に提携航空会社の開放枠が少なくなるということになります。
 
有償で購入してもらうための座席を削ってでも提携航空会社向けの特典航空券開放枠を減らすとは到底考えられないので、今までのようにBA Aviosを利用して非常に気軽にJLのフライトを予約する、といったことができなくなる可能性が非常に高いです。
 
なので、BAやアラスカ航空(AS)のマイレージを利用してJLのフライトを予約する予定のある方は、11月中にできる限り予約をしておくと良いでしょう。

まとめ

今回のルール変更で、「PLUS」が導入されるビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスではキャンセル待ちはできなくなります(PLUSが導入されないファーストクラスはキャンセル待ち可能)。
 
考え方によっては、家族での旅行の計画が立てやすくなったとも言えますが、それはあくまで「マイレージを持っていれば」ということになりますよね。
 
既存の増えすぎたマイレージ総数を減らすためのJLの施策なのかもしれませんが、自分のように提携航空会社の特典航空券でよくJLに搭乗するような人にとっては実質改悪なのかもしれません。
 
12月以降、特典航空券の空席状況を注視しなければいけませんね。
 
とりあえず、JLマイレージも少しずつ貯めないと・・・。

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