大韓航空(KE)のソウル仁川空港(ICN)のラウンジが改装されます

スカイチーム加盟の大韓航空(KE)は、ソウル・仁川国際空港(ICN)におけるラウンジ改装プロジェクトの第一段階を完了し、全面的にリニューアルされた「Miler Club」と「Prestige East(右側)ラウンジ」を公開しました。
さらに、空港の拡張に合わせて、ターミナル両端には新たに「Prestige Garden Lounge」が2か所オープンしています。
ラウンジが新しくなった
今回の刷新では、出発前の体験をより快適にすることを目的に、インテリアの一新、施設の拡充、そして食事メニューの強化が行われました。
ホテルのロビーを思わせる空間がゲストを迎え、食事、リラックス、ミーティング、ウェルネスといったゾーンごとに分かれた設計となっています。
特に注目されるのは「ライブステーション」の導入です。
グランドハイアット仁川のシェフがその場で調理を行い、インタラクティブな食体験を提供します。
Miler ClubやPrestige East Loungeにはオープンキッチンが設けられ、シェフによる料理の様子を目の前で楽しむことができます。
ビュッフェには韓国料理と洋食の両方が揃い、ベーカリーやサラダバーも完備。洋食では手作りピザや焼きたてクロワッサン、シェフが切り分けるビーフステーキなど、韓国料理では地元食材を使ったキンパ、トック(餅スープ)、ジャンチグクス(宴会麺)などが用意されています。
また、専任のバーテンダーによるカクテル、Miler Clubではバリスタが淹れるコーヒーも楽しめます。
メニューは季節に合わせて四半期ごとに更新される予定です。
食事以外の設備も充実しており、マッサージチェアを備えたウェルネスエリア、デバイス利用のためのテックゾーン、大型スクリーン付き会議室など、用途に応じた多様な空間が整っています。
シャワールームには専用のパウダールームや高級アメニティも備えられています。
インテリアデザインは、フォーシーズンズホテルソウルやアジア太平洋地域の数々の高級ホテルを手掛けた世界的デザイン会社との協業で実現。
Prestige Garden East Loungeは韓国伝統様式の庭園を眺められる一方、Prestige Garden West Loungeは現代的な西洋風ガーデンビューを楽しめる静かな空間となっています。
今後は、2026年にかけて「ファーストクラスラウンジ」「Prestige East(左側)ラウンジ」「Prestige West Lounge」も改装予定。
その間、ファーストクラス利用者はMiler Clubを利用することになります。
リニューアルが完了すると、大韓航空の仁川空港におけるラウンジ面積は5,105㎡から12,270㎡に拡大し、座席数も898席から1,566席へとほぼ倍増します。
これらの改装は、アシアナ航空(OZ)との完全統合を見据えたインフラ投資の一環とされています。
まとめ
Miler Clubは、KEミリオンマイラーが入ることのできるラウンジなので一般的には入ることができません。
なので、体験するとしたらビジネスクラスラウンジかファーストクラスラウンジです。
これまでのKEラウンジは面白くもなんともないラウンジだったので、どのくらい変わったのかちょっと期待したいと思います。