大韓航空(KE)がエアバス A350機材を33機発注
大韓航空(KE)は、エアバスA350型機33機導入の数十億ドル規模の契約を締結すると発表しました。
この契約には-900型機と-1000型機が含まれます。
KEは2024年3月現在、140機以上の航空機を発注しており、今後数年間で納入される予定です。
KEの新機材発注状況を調べてみました。
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新しい航空機
この契約は137億ドルで、33機の航空機が納入されます。
この中には、27機のA350-1000と6機のA350-900が含まれます。
KEにとっては初めてのA350機材となりますね。
これらの新機材と旧機材の一部を置き換えることで、航空会社が若く効率的な航空機を維持することになります。
A350は、同サイズの旧世代機と比較して二酸化炭素排出量を25%削減し、市場で入手可能な航空機の中で最も環境に優しい航空機のひとつであり、世界中の運航会社にとって非常に望ましい航空機となっています。
A350-1000は、標準的な3クラス構成で350人から410人の乗客を収容でき、最大積載量での運航時の航続距離は約10,000マイルです。
より小型のA350-900は、3クラス構成で乗客定員は300人から350人の乗客を収容可能です。
更にKEは、A350の発注は、すでにA350-900を15機運航しているアシアナ航空(OZ)との統合に向けた準備になると述べました。
A350がKEのオーダーブックに追加されたことにより、KEはエアバスとボーイングのワイドボディ機とナローボディ機を織り交ぜた合計143機の航空機を発注する予定です。
納入される航空機は以下の通りです。
エアバス A321neo 50機
エアバス A350-900 6機
エアバス A350-1000 27機
ボーイング B737-8 30機
ボーイング B787-9 10機
ボーイング B787-10 20機
A350はKEにとって新しい航空機材となりますが、残りの機材はすでに運航しているか、同じ系列内の別の航空機を運航しているため(KEは787-9を運航していますが787-10は運航していなません)、既存の航空機に統合することができます。
まとめ
KEのA350機材は残念ながら、ファーストクラスの設定は無いようです。
それでも。新しいKEのビジネスクラスがどのようなシートになるのか、楽しみですね。
調整して、搭乗したいと思います(北米線以外)。
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