Flybe(BE)経営破綻による既存路線の引き継ぎ状況(2020/3/15現在)
2020/3/5, イギリスのリージョナルエアライン・Flybe(BE)が経営破綻となり、全てのフライト運航がなくなりました。
現在すでに、BEのホームページはトップページが表示されているだけになっています。
https://www.flybe.com
BEが運航していた路線は今後、イギリスの各航空会社がそれぞれ引き継いで運航することになります。
航空会社毎の路線引き継ぎ状況をまとめてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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Aurigny(GR)
Aurigny(GR)は、ガーンジー島(GCI)を拠点とする航空会社です。
GRが引き継ぐ路線は、以下の通りです。
・ガーンジー(GCI) – バーミンガム(BHX)
・ガーンジー(GCI) – エクセター(EXT)
Eastern Airways(T3)
Eastern Airways(T3)は、ハンバーサイド空港(HUY)を主な拠点とする航空会社です。
T3が引き継ぐ路線は、以下の通りです。
・アバディーン(ABZ) – バーミンガム(BHX)
・サザンプトン(SOU) – マンチェスター(MAN)
・サザンプトン(SOU) – ニューカッスル(NCL)
Loganair(LM)
Loganair(LM)はスコットランドを拠点とする航空会社で、世界最短の商業航路を運航しています。
LMが引き継ぐ路線は、以下の通りです。
・アバディーン(ABZ) – ベルファスト(BHD)
・アバディーン(ABZ) – バーミンガム(BHX)
・アバディーン(ABZ) – ジャージー(JER)
・アバディーン(ABZ) – マンチェスター(MAN)
・インヴァーネス(INV) – バーミンガム(BHX)
・インヴァーネス(INV) – ベルファスト(BHD)
・インヴァーネス(INV) – ジャージー(JER)
・エディンバラ(EDI) – カーディフ(CWL)
・エディンバラ(EDI) – エクセター(EXT)
・エディンバラ(EDI) – マンチェスター(MAN)
・エディンバラ(EDI) – サザンプトン(SOU)
・エディンバラ(EDI) – ニューキー(NQY)
・ニューカッスル(NCL) – サザンプトン(SOU)
・ニューカッスル(NCL) – エクセター(EXT)
・グラスゴー(GLA) – サザンプトン(SOU)
・グラスゴー(GLA) – エクセター(EXT)
Blue Islands(SI)
Blue Islands(SI)はチャネル諸島を拠点とする航空会社で、BEの運航を請け負っていました。
SIがSI便として引き継ぐ路線は、以下の通りです。
・ガーンジー(GCI) – ニューキー(NQY)
・ガーンジー(GCI) – エクセター(EXT)
・ガーンジー(GCI) – サザンプトン(SOU)
・ジャージー(JER) – ロンドンシティ(LCY)
・ジャージー(JER) – サザンプトン(SOU)
・ジャージー(JER) – ブリストル(BRS)
・ジャージー(JER) – エクセター(EXT)
・ジャージー(JER) – イーストミッドランド(EMA)
そしてBAも
BEはロンドンヒースロー(LHR)にも運航していましたが、LHR路線についてはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が夏スケジュールの1日12路線分を引き継ぐことになっています。
ただ、路線についてははっきりしていません。
まとめ
BEはヴァージン・アトランティック(VS)による買収があり、新たにVSのブランド名「Virgin Connect」として再出発することになっていましたが、VSはこれ以上の出資を行わないということでBEは経営破綻となり、VSの計画も頓挫してしまいました。
VSのゴールドメンバーを維持しているPARとしては、VS便名が増えるのはとても嬉しいことだったのですが・・・残念ですね。
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