マレーシア航空(MH)の新しいエアバス A330ビジネスクラスシート
ワンワールドメンバーのマレーシア航空(MH)は、2024年第3四半期に予定されているエアバス A330初号機の引き渡しに先立ち、機材近代化計画の一環として、エアバスA330neoビジネスクラスおよびエコノミークラスの新シートを発表しました。
MHにとって多くの「初」を特徴とするシートですが、その特徴とは。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
新シートの特徴
マレーシア航空(MH)は、コリンズ・エアロスペース社のエレベーション・ビジネスクラス・シートを採用し、各A330neoには28席のスイートが装備される予定です。
この機材・A330neoを20機発注しています。
新しいA330neoのキャビンは、ビジネスクラスに個別のプライバシードアを備えたスイートを含むものです。
エコノミークラスは269席で、うち24席は足元が広いタイプ。
MHはこのキャビンのために、人間工学に基づいたデザインと充実したサポートを約束するレカロのCL3810シートモデルを選択し、コートフック、カップホルダー、「十分な収納」といった氣の利いたアメニティと組み合わせました。
MHはネットワークの拡大も発表しており、クアラルンプール(KUL)を拠点に、タイのチェンマイ(CMX)、ベトナムのダナン(DAD)、モルディブのマレ(MLE)への新路線を開設しました。
MLEへのデイリーフライトは2024/8/1から、CMXへのフライトは2024/8/15から、そしてDADへのデイリーフライトは2024/9/24から、それぞれ運航されます。
CMXとDADはMHのASEANネットワークを16都市に拡大することになります。
まとめ
MHは既に、A330機材を保有しています。
以前MHに搭乗した時も、A330でした。
Business Class Review : マレーシア航空(MH) MH66 クアラルンプール(KUL) – ソウル仁川(ICN) エアバス A330 王様シート(Throne Seat)
最近は、A330機材でも個室となるスライドを備えたシートが多く登場してきています。
KULからCMXやDADといった、そこまで遠い距離でもない路線でもA330機材を投入するということは、MHがこの路線に期待をしている現れでしょう。
現行のA330機材もいずれ新しい機材に置き換えられるでしょうから、既存のA330路線、関西(KIX)線やソウル仁川(ICN)線でも導入されることが予想されます。
MHは路線によってはBA修行に有効なので、タイミングをみて新しいA330機材を試してみたいと思います。
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