スカイチームは2024/9/1にスカンジナヴィア航空(SK)を新規加盟航空会社として迎える準備を進めています。
　
が、出会いあれば別れあり。
　
現在スカイチームメンバーのチェコ航空(OK)がまもなくスカイチームを脱退します。
　
100年の歴史を持つチェコ航空(OK)は、2024/10/26をもって消滅するためです。
　
結局OKに搭乗することはできませんでしたが、OKについて少し調べてみました。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

OKについて

チェコ航空(OK)は、チェコ共和国のフラッグキャリアで、1923年に設立されました。
　
これは世界で4番目に古い航空会社で、チェコの首都プラハ(PRG)に本拠地を置いています。
　
OKは2017年以来、PRGを拠点とする格安航空会社スマートウィング(QS)が所有していますが、フラッグキャリアを復活させようとする様々な試みは失敗に終わっています。
　
OKはスカイチームの加盟航空会社から姿を消すことになり、QSは、OKに代わってスカイチーム入りことに興味を示していません。
　
OKプラスのマイレージ制度も10月26日をもって終了し、ポイント残高はすべて消滅します。
　
ですが、よりプレミアムなサービスを維持できる路線では、QSの便名で運航するとはいえ、OKのブランドは残るようです。
　
かつてはエアバスやボーイングの機材を使用していましたが、近年ではエアバスA319を中心に運航しています。
　
OKは2024年8月現在、かつての面影はなく、2機の航空機でPRG – CDG線とMAD線の2路線に就航しているのみです。
　
OKは主にヨーロッパ内を運航していましたが、周りに強力なライバルがいるため再建が難しかったのでしょう。

まとめ

OK Plusアカウントのマイルは、2024/10/26までのフライトのOK便および提携航空会社の特典航空券(この日までにご旅行を完了している必要があります)、2024/10/26までのOK便のプリペイド手荷物購入、またはPRGの空港ラウンジの利用に使うことができます。
　
OKでスカイチームの上級会員ステータスを維持していた方は、日本にはほとんどいないでしょうからそんなに影響はないと思いますが、一度は乗っておきたかったなぁと後悔。
　
PRGのラウンジは、BA搭乗時に利用したことがありますが今後、OKのラウンジはどうなるんでしょうね。