アシアナ航空(OZ)の新しいビジネスクラス「ビジネススイート(Business Suite)」。ファーストクラスは廃止へ
売却問題で揺れているアシアナ航空(OZ)ですが、大韓航空(KE)よりもさらに踏み込んだ改革を行い、ファーストクラスの廃止をすると発表しました。
そして、ファーストクラスに替わり「ファーストクラスのようなビジネスクラス」である
「ビジネススイート(Business Suite)」
を2019/9/1から展開すると発表がありました。
今流行りのスタイルですね。
この変更について、少し掘り下げてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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QRやMHのスタイル
今回OZが行おうとしている変更は、マレーシア航空(MH)やカタール航空(QR)が展開している「ファーストクラスのようなビジネスクラス」です。
マレーシア航空(MH)のファーストクラスに代わる「Business Suite」とは
カタール航空(QR)のビジネスクラス「QSuite」が就航している路線まとめ
企業の出張規定で、役員であってもファーストクラスを利用するのは難しいことから、ビジネスクラスの位置付けでビジネスクラス以上のサービスを展開するスタイルが今後も多くなることでしょう。
Business Suiteが就航する路線
2019/9/1よりビジネススイートとして運航が開始される路線は、それぞれソウル仁川(ICN)から
・ロサンゼルス(LAX) : OZ201/OZ202, OZ203/OZ204(2019/10/27から)
・ニューヨーク(JFK) : OZ221/222
・フランクフルト(FRA) : OZ541/542
となっています。
有償で購入する場合のブッキングクラスは「J」となります。
現在のエアバス A380でファーストクラスになっている部分が、ビジネススイートとなります。
ファーストクラスは1階の先頭部分、ビジネスクラスは2階部分(座席は7から)となっています。
特典航空券予約はどうなるのか?
ここで気になるのは、
ビジネススイートはマイレージで予約できるの?
ということです。
一応、現時点でビジネスクラスは10月、11月はちょこちょこ空いているようだったので・・・早速人柱となって9/1以降の日付でICN – FRA線を予約してみました 😛
2019/5/10時点で座席指定ができるのは、2階席の部分のみです。
これが今後どうなるのかはわかりませんが、1階の先頭部分はOZマイレージで予約したものでないと座席指定できない、といったことになるかもしれません。
OZのコールセンターにも電話して聞いてみましたが、「現時点でまだ情報が入って来ていないので何とも言えない」とのこと。
もしかしたら、ファーストクラスの廃止すら知らないスタッフだったかもしれません^^;
まとめ
ビジネススイートは、現在のファーストクラスラウンジが利用できる他は基本的にビジネスクラスと変わりません。
OZのA380ビジネスクラスは以前、搭乗したことがあります。
Business Class Review : アシアナ航空(OZ) OZ745 ソウル仁川(ICN) – 香港(HKG) Airbus A380-800
「ビジネスクラス」である以上、1階の先頭部分も座席指定できるような気がするのですが・・・とりあえず、今の予約は9/1まで座席指定をしないでおこうと思います。
もし2階席しか予約できなかったとしても、もともとヨーロッパへ行く予定があったのと2階席が好きなのでまぁよしとします 🙂
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