カンタス航空(QF)とハワイアン航空(HA)の提携

カンタス航空(QF)のマイレージで、ハワイアン航空(HA)の特典航空券を「クラシックリワードレート」で予約できるようになりました。
HAが運航するハワイ4島全ての路線、アメリカ本土15都市、国際線10都市など、幅広いネットワークが対象となります。
ワンワールド加盟に先行して連携
ハワイアン航空(HA)は2026年にワンワールドアライアンスへの加盟を予定していますが、QFはそれに先駆けて独自の提携を展開しています。
このやり方は、同じく2025年6月にワンワールドに加わるオマーン・エア(WY)との提携と同様です。
たとえば、シドニー(SYD) – ホノルル(HNL)の片道で必要となるポイント数は以下の通りです。
* エコノミークラス : 37,800ポイント
* ビジネスクラス : 90,000ポイント
さらに、HNL経由でアメリカ本土まで行く場合には、以下のようになります(例 : SYD – HNL – LAS)。
* エコノミークラス:50,300ポイント
* ビジネスクラス:119,200ポイント
ちなみに、日本からHNLまでのビジネスクラス必要マイレージ数は、75,000ポイントでそこまでお得とは言えません。
なお、この特典レートは2025年8月から最大20%引き上げられる予定で、QFのマイレージプログラム全体の見直しの一環となります。
QFとのコードシェアでステータスクレジットも加算
QFはHAとのコードシェア提携も発表しており、QF便名が付いたHA便では、カンタスポイントとステータスクレジットがフルで加算されます。
HAは近年導入したボーイング B787型機に新しいビジネスクラスシートを搭載しており、Qantasポイントでのアップグレードや特典予約先として魅力的な選択肢が広がります。
まとめ
Qantasポイントの活用先として、HAが加わることは大きなメリットです。
ハワイ旅行はもちろん、HNL経由でアメリカ本土への移動もスムーズになり、特典航空券での選択肢も広がります。
アメリカン航空(AA)やアラスカ航空(AS)のマイレージでもHAフライトは予約可能ですが、選択肢が増えることで、これまでの古めの機材ではなく、新しい機材でハワイへ行けるようになることで喜んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ちなみにですが、QFのポイントを利用して日本からSYD乗り継ぎでHNLへ行くこともできます。
必要ポイント数は、144,600ポイント。
自分は乗らないですけど。