カタール航空(QR)の新しいボーイング B787-9機材が登場
2021年5月、カタール航空(QR)がボーイング787-9に搭載する新しいビジネスクラスシートの写真を公開しました。
この座席が、ついに商業飛行を行うことになりました。
シートと路線を紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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世界初の路線は
新しいボーイング B787-9機材が運航されたのは、ドーハ(DOH) – ミラノ(MXP)のフライト。
これは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)がクラブ・スイートのベースとして採用したコリンズ社のスーパー・ダイヤモンド・シートです。
QRは当初、2019年にボーイング B787-9の初号機を納入する予定でした。
当初は、Qsuiteが搭載される予定でしたが、結果的にQsuiteではなく「Business Class Suite」と呼ばれています。
搭載予定のビジネスクラスの座席は、こんな感じでした。
ですが実際のシートは、こんな感じ。
まず、この新しいビジネスクラススイートは、QRのエアバス A350やボーイング B777に搭載されているオリジナルのQsuiteとは結構デザインが異なります。
また、787-8やA380、旧型のA350で使用されているシートとも異なります。
ですが、ちゃんと個室になるための扉は付けられているようです。
QRのCEOは次のように述べています。
お客様に比類ない旅行体験を提供するという当社のコミットメントに基づき、カタール航空の最新のワイドボディ機であるボーイング787-9に、待望のビジネスクラス・スイートを導入することができました。
この新しいビジネスクラス・スイートは、プレミアムなお客様のために、他にはないプライベートな体験を提供することで、新たな業界標準を確立します。
当社のお客様は最高のものを求めており、大型化したドリームライナーの空の上での比類のない快適さを評価していただけると確信しています。
また、環境への影響にも配慮しており、最高レベルの持続可能性を実現するという私たちの目標に完全に合致しています。
新しいシートはどの路線で体験できるのか
新型機ボーイング B787-9の初期導入路線は、
・アテネ(ATH)
・バルセロナ(BCN)
・ダンマン(DMM)
・カラチ(KHI)
・クアラルンプール(KUL)
・マドリッド(MAD)
・ミラノ(MXP)
です。
座席数は311席で、ビジネスクラスのスイートルームが30席、エコノミークラスが281席です。
まとめ
QRの公式サイトはこちらです。
https://www.qatarairways.com/en/press-releases/2021/June/boeing787-9.html
路線を見る限り、比較的BA修行でも利用しやすい路線もあるようなので、2021年10月以降のBA修行で積極的に体験しに行きたいと思います 🙂
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