シンガポール航空(SQ)のマイレージが家族間で「共有」できるようになりました
他のマイレージプログラムと同様シンガポール航空(SQ)のマイレージも、子ども(CHD)がアカウントを開設してマイレージを貯めることは可能です。
そしてSQは、家族間でマイレージの実質的な「共有(プーリング)」ができるようにしました。
マイレージのプーリングについて、少し考えてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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共有の仕方
保護者の方は、手数料を支払うことで、子どものアカウントから毎年最大50,000マイルを引き出すことができるようになりました。
子どもたちがマイレージ交換のために大量のマイレージを貯めるのは非常に難しいです。
少しでも貯まったものを有効に使いたいと思いつつ、結局中途半端なマイレージ数のため使うことができず、結局有効期限が切れてしまった・・・なんていうこともあるでしょう。
そんな時に、この共有ルールが使えそうです。
KrisFlyer for Familiesというルールですが、これは、親が子どものアカウントから自分のアカウントに、年間最大50,000マイルを移行できるというものです。
5,000マイルから移行可能で、手数料はUSD5または500マイルです。
また、2021年8月中に親子のアカウント連携を行うと、500マイルを獲得することができます。
厳密に言えば、これはマイレージの共有ではなく移行になります。
エア・カナダ(AC)のアエロプランやブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosのような他のプログラムとは異なり、家族でマイレージを共有するオプションはありません。
航空券を購入した人ではなく、航空券に名前が記載されている人がマイルを獲得できることとなります。
まとめ
家族間のマイレージ共有とまではいきませんが、少なくとも、子どものマイレージを有効活用できる選択肢が一つ増えました。
手数料はかかりますが、お子様のマイレージ数によっては、支払う価値があるかもしれません。
また、このオプションを使う/使わないは別として、ご家族に16歳未満のお子様がいる場合、とりあえずアカウントを連携して500マイルもらっておく感じでもいいんじゃないでしょうかね。
自分は、子どものフライトによるマイレージは有効期限が実質無期限のマイレージプログラムに加算しています。
最近は家族での旅行ではなく1人でヨーロッパへ行くことが多くなっていますが・・・。
SQのマイレージは、PPSクラブメンバーでないとマイレージの有効期限があります。
そのため、憧れはあるもののなかなかマイレージを貯める、という氣にはなれません。
ポイントを移行/マイレージを購入して、SQに搭乗するためにサッと使う感じになっています。
最近、久しぶりにSQのフライトをマイレージで予約したので今から楽しみです。
シンガポール・チャンギ空港(SIN)の「今」をお伝えしたいと思います 🙂
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