アエロフロート・ロシア航空(SU)へ納入予定だったエアバス A350機材はターキッシュエアラインズ(TK)へ!
2022年5月、ターキッシュエアラインズ(TK)がエアバス A350を追加発注しました。
6機追加購入することを決定したと発表し、2022年と2023年に引き渡される予定であることを明らかにしました。
納入される機材は、とても楽しみなものです。
その理由とは。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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TKの新しいA350機材
TKはすでに25機のエアバスA350を発注済みでした。
このうち7機は受領済で、さらに18機の納入が予定されています。
2023年末にはすべてのA350が引き渡される計画です。
今回の発表により、TKは2023年末までに合計31機のA350を保有することになり、長距離路線の拡大・更新に貢献すると予想されます。
そして、納入されるエアバスA350は、もともとアエロフロート・ロシア航空(SU)のために作られたものです。
SUは22機のエアバスA350-900を発注しており、そのうち7機はすでに引き渡され、残りの15機は2023年末までに引き渡される予定でした。
現在の状況から、SUはこれ以上A350機材を引き取ることはなく、エアバスは新しい買い手を探していたようです。
そこでTKがこれらの航空機を引き取ることになったようです。
納入される機材がSU向け、というところに意味があります。
なぜなら、SUのA350はスライドドア付きの新しいビジネスクラスで、TKの現在のA350のビジネスクラス(B787と同じ座席)よりもかなり素敵な設備だからです。
TKは、この特別なA350型機を次の冬季シーズンに向けてスケジュールしました。
これらの飛行機は2022/10/30から2023/3/25の間に、イスタンブール(IST)から以下の路線を運航する予定です。
・ニューヨーク(JFK)
・ケープタウン(CPT)
・ドバイ(DXB)
・シュトゥットガルト(STR)
https://aeroroutes.com/eng/220714-tknw22su359
まとめ
この特別なA350をぜひとも試してみたいです。
ただ、TKは機材変更を頻繁に行うことで有名なので、スケジュールが変更される可能性が高いということだけは注意しておきたいですね。
2021年、A350に搭乗するためにわざわざ高い航空券を支払ったのに、機材変更で乗れなかったという苦い経験があります。
あの時の機材には乗れなくてもいいので、今度こそ新しい機材を狙ってCPT線かDXB線あたりを予約するか・・・いやいや、怖くてまだ予約はできません^^;
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