ユナイテッド航空(UA)は、アジアの2都市とオーストラリアの1都市への新路線を開設する予定です。

具体的には、アデレード(ADL)、バンコク(BKK)、ホーチミン(SGN)へのフライトが新たにスタートします。

これら3路線すべて、ボーイング787-9型機で運航される予定で、機内には合計257席が用意されています。

内訳は、ビジネスクラス「ポラリス」が48席、プレミアムエコノミー「プレミアムプラス」が21席、足元の広い「エコノミープラス」が39席、そしてエコノミークラスが149席となっています。

それぞれの路線について、詳しい情報ご紹介します。

ポラリスが設定されている

UAは2025/12/11より、サンフランシスコ(SFO)とアデレード(ADL)を結ぶ季節運航の直行便を週3便で開始します。

以下のスケジュールで運航されます。

– UA207便 : SFO発 午後11時05分 -> ADL着 午前9時30分(+2)
– UA208便 : ADL発 午後2時55分 -> SFO着 午前11時15分

SFO発の西行き便は所要時間15時間50分で、月・木・土に運航。

ADL発の東行き便は14時間50分で、月・水・土に運航される予定です。

この路線は、UAにとってオーストラリアで4番目の就航都市となり、既存のシドニー(SYD)、メルボルン(MEL)、ブリスベン(BNE)に次ぐものです。

ADL線はヒューストン(IAH) – SYDに次いでUAで2番目に長い距離のオーストラリア路線となります。

またUAは、2025/10/26より、香港(HKG) – バンコク(BKK)間の直行便を毎日運航する予定です。

フライトスケジュールは以下の通りです。

– UA822便 : HKG発 午前9時00分 -> BKK着 午前10時50分
– UA821便 : BKK発 午後4時40分 -> HKG着 午後8時45分

南行きの所要時間は2時間50分、北行きは3時間5分に設定されています。

なお、この便はアメリカ本土からの直行便ではありませんが、LAXやSFOからBKKへの1回経由ルートとして機能します。

UAはLAX – HKG線の時刻も調整し、この接続を可能にする予定です。

また、HKG ホーチミンシティ(SGN)間に毎日運航する直行便も新たに就航します。

フライトスケジュールは以下の通りです。

– UA152便 : HKG発 午後9時15分 -> ホーチミン着 午後10時55分
– UA153便 : SGN発 午前6時00分 -> HKG着 午前9時35分

南行きの所要時間は2時間40分、北行きは2時間35分と設定されています。

香港を経由する「タグフライト」の再導入

今回のアジア太平洋地域への拡大には、いくつか注目すべき点があります。

BKKやSGNは、以前からUAの就航候補として噂されていた都市です。

まとめ

この路線のおかげで、自分が今まで諦めていたUAのポラリスに搭乗できる可能性が出てきました。

一度は乗ってみたいと思っていたので、短時間であっても搭乗できるよう調整してみたいと思います。