ヴァージン・アトランティック航空(VS)のラウンジはプラザプレミアムによる運営に
プラザプレミアムラウンジがプライオリティ・パスで利用できなくなり、1ヶ月が経とうとしています。
プライオリティ・パスでプラザプレミアムラウンジが利用できなくなります(2021/7/1から)
そして、プラザプレミアムは独自に、ネットワークを広げています。
その一環かどうかわかりませんが、プラザプレミアムは、ヴァージン・アトランティック航空(VS)のラウンジである「Clubhouse」の運営を行うことを発表しました。
VSラウンジはこれからどうなるのか?
少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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提携概要
今回のVSとプラザプレミアムの提携内容ですが、
・ニューヨーク(JFK)のVSラウンジリニューアルオープンし、プラザプレミアムが運営します
・ボストン(BOS)、サンフランシスコ(SFO)、ワシントン(IAD)、ヨハネスブルグ(JNB)のVSラウンジは、再開後はPlaza Premiumが運営します
・ロンドンヒースロー(LHR)のVSラウンジ引き続きVSが直接運営します
という感じ。
本丸は、VSが直接運営するようです。
LHRのVSラウンジは2020年以前に比べて、サービス内容が縮小してしまいましたが引き続きVSらしさを楽しめるようです。
Lounge Review : ロンドンヒースロー空港(LHR)ターミナル3 ヴァージン・アトランティック航空(VS) Clubhouse
双方にメリットがあるのか
この提携は大きな意味があるのでしょうか?
おそらくVSは、コスト削減またはラウンジからの収益を最大化するためにラウンジの管理を委託したのだと思いますが、プラザプレミアム色が強くなることで「VSらしさ」がなくなってしまうのではないかと思っています。
VSラウンジでは、アラカルトの食事やカクテルが充実していますが、プラザプレミアム運営となった後は大幅なコスト削減が行われるのではないでしょうか。
そして、世界中のあちこちで見るような、プラザプレミアムラウンジとなんら変わらない内容の食事やサービス内容に均一化されてしまい、VSならではのワクワク感とかそういったものがなくなってしまうのではないかと思います。
今のところ、結論を出すのはまだ早いですが、今度JNBのVSラウンジが再開したら是非訪れて、ラウンジの内容をチェックしてみたいと思います。
また、VSラウンジはこれまで、VSのフライトスケジュールに合わせて、イギリス以外のラウンジでは1日に数時間しか営業していませんでした。
VSラウンジの中には、プライオリティ・パスに加盟しているところもありますが、ピーク時以外の時間帯には、フードやドリンクの品揃えが少なくなっているようです。
まとめ
そういえば、香港(HKG)におけるVSの招待ラウンジはプラザプレミアムファーストラウンジです。
Lounge Review : 香港空港(HKG) プラザプレミアムファーストラウンジ(Plaza Premium First Lounge)
プラザプレミアムとVSの繋がりが強くなった今、プラザプレミアムには是非とも、均一的なものではなくVSらしさを残した形で運営してもらいたいと願うばかりです。
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