ヴァージン・アトランティック航空(VS)の新しいA350機材内装「The Booth」
ヴァージン・アトランティック航空(VS)がA350の内装を公開し、ニューヨーク(JFK)への就航を開始したのは2年前のこと。
A350は、VSのフラッグシップ機として運航しています。
最新のアッパークラスのキャビンを備え、より静かなキャビン、広い胴体、低い客室内圧の高度により、より快適な体験を提供します。
そして、2021年12月からは、レジャー路線に最適化された新しいタイプの航空機が加わります。
その機材がとても氣になるので、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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VSのA350機材
VSは2021年9月現在7機のA350を受領し、アトランタ(ATL)、バルバドス(BGI)、ムンバイ(BOM)、香港(HKG)、ニューヨーク(JFK)、ヨハネスブルグ(JNB)、ロサンゼルス(LAX)の路線で運航しています。
現在納入されている7機のA350は、アッパークラスのスイートルーム44席、プレミアムエコノミーシート56席、エコノミークラス235席という同じ構成になっています。
また、ビジネスクラスの乗客のための共同席「The Loft」を全機に設置しています。
新しいレジャー用A350機材
VSは、マンチェスター(MAN)とロンドンガトウィック(LGW)からのレジャー客に対応するため、レジャー用A350機材を5機導入する予定です。
アッパークラスの座席数は16席となり、約3分の2に縮小されます。
プレミアムエコノミーシートの数は変わらず56席で、エコノミーはエクストラレッグルームのエコノミーディライト45席を含む325席となります。
ヒースロー(LHR)を拠点とするレジャーフリートとメインフリートの最大の違いは、ロフトが廃止され、代わりに小さなフレキシブルスペースが設けられたことです。
VSはこれを「ザ・ブース(The Booth)」と呼んでいます。
The Boothとは
The Boothは機体の幅全体を使うのではなく、一枚板のテーブルを使って2人まで一緒に座ることができる小さなスペースです。
こんな感じ。
2台の27インチタッチスクリーンと2台のブルートゥースオーディオ接続があり、一緒に何かを見たり、リラックスできる映像を流したりすることができます。
The Boothがどのように機能するのか、まだ発表されていません。
近日中に詳細が発表される予定です。
どこに就航するのか
当初の計画では、VSのレジャー機は、ビジネスにあまり力を入れていないLGWやMANから運航する予定でした。
ですがLGWからのフライトがなくなり、MANからのフライトが減ったため、計画が少し変わりました。
新しい計画の最初の路線は、ロンドン・ヒースロー(LHR) – オーランド(MCO)です。
初飛行は12月に予定されており、リチャード・ブランソンの亡き母イブにちなんで「Fearless Lady」と名付けられた機材登録番号 : G-VEVEが就航します。
Lady Emmeline(機材登録番号 : G-VLIB、エメリン・パンクハーストにちなんで命名)は2022年4月に運航開始し、バルバドス(BGI)へのサービスを運航する予定です。
さらに、Soul Rebel(G-VBOB)、Wendy Darling(G-VNVR)、Benny Jet(G-VELJ)の3機の航空機が「レジャー」機材となります。
まとめ
自分はA350が大好きで、VSのA350に早く乗りたいと思っています。
The Boothは従前のThe Loftよりもはるかに小さいですが、違ったタイプのビジネスクラスをそれぞれ試してみたいですね。
今行けるとしたら、カリブ海かな・・・。
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