ウォルドルフ・アストリアがベラルーシにオープンします

ベラルーシの首都ミンスクに、ラグジュアリーホテル「ウォルドルフ・アストリア・ミンスク」が2026年3月3日にオープン予定で、すでに予約受付が始まっています。
立地と施設概要
ホテルはスヴィスラチ川沿いのヤンカ・クパーラ通りに位置し、かつて「BelExpo展示センター」があった場所に建設されています。
客室は192室(スイート含む)を予定しており、館内にはスパ、カジノ兼ナイトクラブ、フィットネスセンター、プールなど多彩な施設が整備される予定です。
レストランやバーも充実しており、シグネチャーレストランの「Marmo Steakhouse」をはじめ、ブランド定番の「Peacock Alley」バー、朝食専用の「Zolo」などが設けられます。
宿泊料金とポイント利用
現時点では、現金払いの場合は1泊あたり約USD400から、ヒルトン・オナーズのポイント利用では1泊60,000ポイントから宿泊可能です。
ミンスクで最も高級なホテルになる見込み
開業すれば、ウォルドルフ・アストリアはミンスクで最もラグジュアリーなホテルとなるでしょう。
現在、同等クラスのホテルは市内に存在せず、ヒルトンとしてもベラルーシ国内で5軒目の展開となります。
なお、同国には他にも国際チェーンが進出しており、「マリオット・ミンスク」なども高評価を得ています。
背景にあるビジネス判断
多くの国際ホテルチェーンがロシア市場から撤退するなかで、ヒルトンはロシアでの事業を継続しています。
そのため、今回のベラルーシでの新ブランド展開も、こうした経営方針と無関係ではないのかもしれません。
興味深いのは、すでに予約受付が始まっているにもかかわらず、ヒルトン側から正式な発表がほとんど見られない点です。
おそらく、ベラルーシでの拡大を西側諸国向けに積極的にアピールしたくないという意図があるのでしょう。
この計画の背景はまだ明らかではありませんが、当初は別ブランドとして開発が進んでいた可能性があります。
一部の情報では、このホテルはかつて「グランドホテル・ミンスク」として「ヴァイスロイ(Viceroy)」ブランドになる予定だったとされており、そこからウォルドルフ・アストリアへと変更されたようです。
まとめ
ベラルーシへは、中国国際航空(CA)やウズベキスタン航空(HY)で行くことができます。
スカイスキャナーでも検索結果が表示されます。
自分もまだ訪れたことのない国ですが、いずれ行ってみたいと思っています。
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