ヴァージン・オーストラリア(VA)の再生支援に20社が興味
先日、ヴァージン・オーストラリア(VA)が事実上の経営破綻をしてしまったことをお伝えしましたが、
経営破綻したヴァージン・オーストラリア(VA)のマイレージはどうなるのか?
VAは再生支援する価値があると判断した会社は20社にのぼりました。
VAは復活するのか、するとしたらいつになるのか、すこし追ってみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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VAは再生可能性が高い
先日、VAの破産管財人であるデロイトとVAの債権者がオンラインで最初の会議を行い、既に8社とは秘密保持契約を結び、残り12社とも協議中だそうです。
2020/5/6時点で、これらの会社の具体的な名前は出ていません。
デロイトによると、これら20社の最初の再生提案が2020/5/15に示され、2020/6/30までに最終的な支援元が決定されるようです。
それでも、破綻前のVAのような国際線も国内線も運航するような形での復活は可能性が低く、まずはオーストラリア国内線、特にシドニー(SYD) – メルボルン(MEL) – ブリスベン(BNE)の「黄金の三角形」路線で地盤を固め、その後ニュージーランドとの間のトランスタスマン線を経て国際線も復活、というような方針のようです。
そのためには、以前国際線で利用されていたエアバス A330機材は不要となるため手放される可能性が高いでしょう。
まとめ
VAが無くなってしまったら、オーストラリアの航空市場は事実上カンタス航空(QF)の独占となってしまいます。
その強力な対抗馬、独占を防ぐと言う意味でも、VAには価値があるのでしょう。
ヴァージン・オーストラリア、という名前は個人的には変えて欲しくないなぁと思っていますが、VAのマイレージがこれからどうなるのか、とても興味があります。
羽田(HND)への就航は遠い先、もしくは実現しなくなってしまったのかもしれませんが、引き続きVAが復活するまで追いかけていきたいと思います。
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