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ヒルトンがオンライン予約時にオプション販売を積極強化

ヒルトンがオンライン予約時にオプション販売を積極強化

ヒルトンは、宿泊予約時に提供する追加オプションの販売を、これまで以上に積極的に展開し始めています。
 
対象となるのは、レイトチェックアウトからバレーパーキングの選択、さらにはポイントの追加購入まで、多岐にわたります。
 
予約の際、料金プランを選ぶとポップアップで追加オプションが表示される場合がありますが、表示されない場合は画面を下にスクロールしてオプションを探す必要があります。

追加ポイント購入の概要

2025年7月現在、この追加ポイント購入機能はアメリカ国内の一部ホテルに限定されており、それ以外のヒルトン系列ホテルでは見られないようです。
 
また、この機能は、ヒルトンが導入を進めている新しい予約・管理システム「PEP(OnQの後継)」を導入済みの施設でのみ利用可能であると見られます。
 
PEP自体にも一部問題があるため、今後の改善が期待されます。
 
実際に表示される追加購入オプションでは、3,000ポイントまたは5,000ポイントの購入が可能で、宿泊日数に関わらず固定のオプションとして提供されていました。
 
購入できるポイントは、通常のセール時に提供される「1ポイント0.5セント」と同等のレートで販売されています。
 
このようなオプションは、出張者など企業の経費で宿泊するビジネストラベラーを主な対象にしていると考えられます。追加ポイントが宿泊料金に組み込まれて請求されるため、経費として処理しやすいという事情があるためです。

購入する価値はあるか

もしヒルトンポイントを事前購入する上限に達している場合には、このような追加オプションを利用して少量のポイントを補充するのは有効な手段と言えるでしょう。
 
ただし、前述の通り対応施設は限られており、現時点ではアメリカ国内にとどまっている点には注意が必要です。
 
ちなみに、IHGでは、予約時に購入できるポイントがステータス資格取得の対象になるという利点がありますが、ヒルトンのこの方式ではステータスポイントの獲得には影響しません。

まとめ

今回のヒルトンの追加販売施策は、利便性を高めつつ収益機会を拡大する試みと言えます。
 
ポイント購入については、価格設定自体はフェアであり、必要な分だけ補いたい人にとっては便利なオプションです。
 
ヒルトンのポイント泊は、場所によってはまだまだ有効な使い方ができるものです。
 
最近は全くヒルトンに宿泊する機会がありませんが、スイートルーム動画レビューのために宿泊を計画したいと思います。

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