12月 9, 2025
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ペガサス航空(PC)がチェコ航空を買収

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トルコの航空会社ペガサス航空(PC)は、破産によりスカイチームを脱退したチェコ航空とその子会社スマートウィングスを買収することで合意しました。
 
株式および譲渡対象の債権を合わせた買収総額は1億5400万ユーロと見込まれており、詳細は最終的な株式譲渡契約に基づき調整される可能性があります。
 
買収は各国当局の承認が条件となっていますが、実現すれば両社のネットワークやノウハウが統合され、より広い路線網と手頃な運賃を提供できるようになる見込みです。

PCについて

ペガサス航空(PC)は、トルコを代表する大手LCCで、イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)を拠点とする航空会社です。
 
手頃な運賃と広いネットワークを特徴とし、トルコ国内線はもちろん、ヨーロッパ・中東・中央アジアなどへ多数の路線を展開しています。
 
・基本情報
設立 : 1990年
航空連合 : 非加盟(独自路線を強化)
ビジネスモデル : LCCだが、追加料金で柔軟にサービスを選択できる「ハイブリッド型」要素もあり
 
・特徴
トルコ国内線シェア上位の航空会社
ヨーロッパ主要都市へ多くの直行便を運航
新世代機材の導入に積極的で、燃費効率の高いA321neoやB737 MAXを運用
手荷物・座席指定などを必要に応じて追加するLCCらしい価格体系
 
・保有機材
エアバス A320neo / A321neo
ボーイング 737-800 / 737 MAX 8 / 737 MAX 9
 
PCは、今回の買収で保有機材127機に加えて、新たに47機が加わると説明しました。
 
今回の統合は単なる規模拡大ではなく、安全を最優先し、テクノロジーを活用した強靭な企業体をつくることが目的です。
 
今回の買収は、各種の規制承認と「移転条件」のクリアが必要で、完了時期についてはまだ示されていません。

まとめ

チェコ航空の運航業務はすべてスマートウィングス(Smartwings、QS便名)に移管されています。
 
チェコ航空というブランド名や機体塗装は一部残るものの、独立した航空会社としての実質的な歴史に幕を下ろしました。
 
自分はPCには搭乗したことがありませんが、チェコ航空は搭乗したかったです。
 
タイミングがなく搭乗できませんでしたが、2026年はチェコへ行く計画もあるのでどうやって行くか検討中ですが、どの修行にも使えなそうなのでPCに搭乗することはなさそうですね。

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