カンタス航空(QF)のマイレージあれこれ

2019年の夏、人生初のオーストラリアとニュージランドへ行く旅をすることにしました。
理由は、
・妻がオーストラリアとニュージランドに行ってみたいと言っていた
・妻が日本の夏は暑いので涼しいところに行きたいと言っていた
・小さい子供がいるので、時差が少ないところがよい
・消えゆくボーイングB747に今のうちに搭乗しておきたい
・ニュージーランドに久しぶりに行きたい
・せっかくなのでヴァージン・オーストラリア(VA)に搭乗したい
・行きか帰りのフライトで、シンガポール航空(SQ)のエアバスA380に搭乗したい
などなど、様々な思惑が絡んでの旅行となります。
付き合わされる子供たちは大変かもしれませんが、「コアラに会いに行こう!」と言って納得させてます^^;
という訳で行きか帰りのフライトどちらかで、いつも羽田空港(HND)に駐機しているカンタス航空(QF)のB747に搭乗することにしました。
QFフライトをマイレージで予約するのにどこのマイレージプログラムがいいのだろうと考えた時、カンタス航空(QF)そのもののマイレージプログラムについてあまり集中して調べたことがなかったのに気づき、少し調べてみました。
マイレージの獲得について
QFマイレージを獲得する方法はいくつかありますが、一番獲得しやすいのはSPGアメックスカードで獲得したマリオットポイントからの移行だと思います。
また、QFマイレージは購入することができます。
購入の条件ですが、
・年4回購入可能
・1,000ポイント単位で、150,000/年まで
最近、マイレージの購入料金テーブルが削除されてしまったので今は不明ですが、マイレージ単価はだいたいJPY1.7くらいです。
QFマイレージは有効期限内に変動があれば延長されますが、1回以上マイレージの変動がないと購入ができません。
また、アカウントを開設してから30日以上経過している必要があります。
ポイントを移行するなり、フライトで加算するなりしなければいけないのですが、日本航空(JL)かジェットスタージャパン(GK)に搭乗してマイレージを加算すれば良いのでそんなに難しいことではありません。
マイレージの利用について
QFマイレージを利用して、QFフライトはもちろんワンワールドをはじめとした提携航空会社各社のフライトをオンラインで予約できます。
因みに、HND – SYD間のビジネスクラス必要ポイント数は、72,000ポイント。
QFの必要マイレージ数も移動距離によって変わるのですが、BAのAviosよりは少ない数字になっています(ビジネスクラスは片道75,000Avios)。
また、日本からヨーロッパへ行く際、ビジネスクラス片道は78,000ポイントかかります。
ですが、フィンエアー(AY)に搭乗して福岡(FUK) – ヘルシンキ(HEL)のフライトを予約できれば、片道ビジネスクラスが65,000ポイントに抑えることができます。
これは、QFの必要マイレージゾーンが
3,601 – 4,800マイル : ビジネスクラス65,000ポイント
と
4,801 – 5,800マイル : ビジネスクラス78,000ポイント
に別れているのですが、NRT – HELだと4,877マイルとなり、4,800マイルを超えてしまうのですがFUK – HELにすると4,727マイルで見事65,000ポイントのゾーンに納まります。
同じ理屈で、ICN – FUKにしても65,000ポイントでフィンエアーAYビジネスクラスに搭乗してヨーロッパまで行くことができます 🙂
QFの必要ポイント数テーブルは、こちらのページをご覧ください。
https://www.qantas.com/fflyer/dyn/flying/using-points-awards-upgrades#classic-flight-rewards
まとめ
HND – SYD間のフライトは、SPGアメックスカードのポイントもそんなに持っていないので結局、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosで予約することになりそうです。
どうやら、BAで表示されている特典航空券向け座席数とQFで表示される座席数は一致しているようです。
シドニー(SYD)のQFラウンジ(ファーストクラス)は、是非とも行ってみたいですね 🙂