エールフランス航空(AF)のファーストクラス「ラ・プルミエール」は世界最高のファーストクラスだと思っています。

特に、シャルル・ド・ゴール空港(CDG)での体験は、世界最高のファーストクラス地上体験です。
　
AFは現在、コストはかかるものの、これを次のレベルに引き上げようとしている。
　
詳細を追ってみました。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

エールフランス航空(AF)の新しいチェックイン・ロビー「ラ・プルミエール」

まずは、すべてのファーストクラス搭乗客に利用してもらえるサービスから。
　
2024年7月までに、CDGにラ・プルミエールの搭乗客のための新しいチェックイン・ロビーがオープンします。
　
これは、空港でのパーソナライズされた旅の第一歩となることを目的としています。
　
AFのスタッフが、チェックインや荷物のお手伝いなど、出発に関するすべての手続きを行います。
　
このエリアには15席の座席と2つのプライベートラウンジが設置されます。
　
ここは、ラ・プルミエールの顧客向けの到着ラウンジとしても機能し、フライト後にリラックスしたり、シャワーを利用したり、預けた手荷物を受け取ったりすることができます。
　
チェックイン手続きが完了すると、各ゲストは専用通路を通ってラ・プルミエール・ラウンジに案内され、専用のセキュリティ・チェックポイントへ案内されます。
　
ちなみに、AFにはすでにラ・プルミエールのチェックイン・エリアがありますが、この新しい施設はよりエレガントに、到着客用のシャワーが設置され、専用のセキュリティ・チェックポイントもあります。
　
これにより、現在の設備が大幅に改善されることになります。

エアポートスイート

AFにはすでに素晴らしいラ・プルミエール・ラウンジがあり、そこに大きな変化はありません。
　
ですが2024年7月より、ラウンジに隣接して、ラ・プルミエールの乗客が購入することで利用できる3つの新しいプライベート・スイートが設けらます。
　
ラ・プルミエールの顧客にはオプションとして800ユーロから提供されます。
　
このプライベート・スイートにはなにがあるのでしょうか。
　
各部屋の広さは約500平方フィート(45平方メートル)。
　
各スイートには、広々としたリビングエリア、ダブルベッドを備えたベッドルーム、専用バスルーム、屋外パティオが備わっています。
　
また、スイートルームを予約した搭乗客には、専属のバトラーが付き、滞在中ずっと世話をします。
　
また、アラン・デュカスの食事を楽しんだり、シスレーのスパ・トリートメントを受けたりすることもできます。
　
シャルロット・ペリアンのライティングテーブル、ピエール・ポーランのリボンチェア、フィリップ・スタルクのプリヴェ・ソファなど、「フレンチ・デザインの象徴的な例」を取り入れた3つのスイートルームは、それぞれ個性的です。

次のレベルに引き上げる

AFはすでに世界最高のファーストクラス地上体験を提供していると思っていますが、この最新のアップデートはプライベートジェットと民間商用航空を融合させたようなものです。
　
AFの新しいエアポート・スイートには、テラスやベッドルーム、シャワーなど、さまざまな要素が備わっているラウンジがあります。
　
これらをすべて自分だけのために事前に予約できるのは、他の航空会社にはないものです。
　
空港でプライベートテラス付きのホテルのスイートルームを利用できる、というわけですね。
　
このためにファーストクラスの乗客に料金を請求するのか！と言う人がいるかも知れません。
　
これは正当な付加価値、ということで有償となっています。
　
もしこれが先着順で提供されるなら、おそらく常に満席で、滞在中に確実にこれを手に入れる方法はないでしょう。
　
一部の高名なゲストにとって、このようなプライベート施設は、他の航空会社ではなくエールフランスを選ぶ理由になるかもしれない。

エールフランスは本質的に、プライベートな航空会社のような施設を導入しようとしている。

まとめ

以前AFファーストクラスを利用して以来、2年くらい搭乗していませんがこの新しい施設はぜひ利用してみたいです。
　
またマイレージを貯めて、有償のこの施設も利用して動画にしようと思います！