エア・インディア(AI)がエアバス A350の運用を開始します
エア・インディア(AI)は2023年12月に初のA350-900型機を受領しました。
今後、続々とA350機材が納入される予定ですが、まずどの路線に利用されるのか、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
受領の経緯
2023年、エア・インディアグループはA350-900を発注し、もともとアエロフロート・ロシア航空に納入されるはずだった機材の内部が補修され、AIに納入となりました。
AIが発注した20機のうちの最初の1機であるVT-JRAはAIに引き渡され、デリー(DEL)まで飛行しました。
A350-900は、イベントのビジネス・デーの数日間(2024/1/18~19)にハイデラバード(HYD)に到着する予定です。
通常、新機材が導入された場合、そのまま国際線に投入されることはありません。
コックピットクルーは国内でフライトを行い、航空機の経験を積み、慣れる必要があります。
同様に、客室乗務員も、その航空機に搭載されている機器や、他の航空機とは異なる可能性のあるサービスプロトコル、安全手順に慣れる必要があります。
また、航空機が商業運航で国外に飛び立つ前に、一定回数の離着陸を行うという規制要件もあります。
就航路線
AIは2024/1/22に商業運航を開始し、2024/2/29までインド国内で運航する予定です。
主にベンガルール(BLR)を拠点とし、チェンナイ(MAA)、ハイデラバード(HYD)、ムンバイ(BOM)間を飛行します。
また週1回、点検整備のためBLRとDEL間を飛行します。
航空券は現在販売中です。
AI589, AI587便が対象のフライトですが、BLR – MAA間のフライトはBOMを経由するため、機内で何時間も過ごすことになります。
AIのA350-900型機は、コリンズ・エアロスペース社が設計した316席の3クラス構成で、フルフラットベッドを備えたプライベート・ビジネスクラス・スイートが28席、足元の広いプレミアム・エコノミーが24席、広々としたエコノミークラスが264席となっています。
全席に最新世代のパナソニックeX3機内エンターテインメント・システムとHDスクリーンを搭載しています。
まとめ
AIが発注中のエアバスA350-900型機20機のうちの最初の1機がやってきました。
2024年3月までにさらに5機が納入される予定です。
AIがエアバスに発注している250機の新造機には、A350-1000が20機含まれています。
機材は新調しました。
次は、サービスですね。
まだAIには搭乗したことがありませんが、2024年は搭乗する機会があるかもしれません。
どのような印象を持つか、楽しみにしておきたいと思います。
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