アラスカ航空(AS)が台湾のスターラックス航空(JX)と提携開始
アラスカ航空(AS)のマイレージがスターラックス航空(JX)のフライトで獲得できるようになり、特典航空券の予約が今夏から開始されます。
お得に利用することができるのか、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]
スターラックス航空とは
スターラックス航空(JX)は、台湾の新しい航空会社です。
2018年に設立され、2020年1月に運航を開始しました。
座席の快適さや高品質のサービスを提供することに力を入れており、エアバス A321neoなどの最新鋭機材を導入しています。
2023年4月現在、以下の都市への定期便を運航しています。
バンコク(BKK)
成田(NRT)
仙台(SDJ)
関西(KIX)
福岡(FUK)
新千歳(CTS)
沖縄(OKA)
マニラ(MNL)
セブ(CEB)
ホーチミン(SGN)
シンガポール(SIN)
ペナン(PEN)
クアラルンプール(KUL)
プーケット(HKT)
ハノイ(HAN)
ダナン(DAD)
ロサンゼルス(LAX)
マイレージ提携はどうなるのか
ASマイレージでJXの全便でマイレージを獲得できるようになり、まもなくJXのフライトを予約できるようになります。
ロサンゼルス(LAX)と台北(TPE)を結ぶ路線の予約が可能になると、エコノミーは20,000マイルから、プレミアムエコノミーは40,000マイルから、ビジネスクラスは60,000マイルから、予約が可能となります。
太平洋横断ビジネスクラス特典を片道60,000マイルで交換することができるようになります。
割引運賃であっても、すべてのJXエコノミー運賃で100%のマイル積算というのは珍しいです。
いくつか注意点があります。
JXファーストクラスは、ASマイレージで予約はできません。
上記レートは「期間限定」として販売されており、いずれは値上がりすることを示唆しています。
ASは予告なしにいきなり必要マイレージ数を変更(改悪)するので、期待しすぎないようにしましょう。
アジア域内路線の料金や、シンガポール(SIN) – 台北(TPE) – ロサンゼルスのようなルートでいくらかかるかはまだわかりません。
太平洋横断運賃の60,000マイルは、キャセイパシフィック航空(CX)がシンガポール(SIN) – アメリカ間のビジネスクラスで提供している50,000マイルと同等ですが、必要マイレージ数が高くなるかどうかはわかっていません。
まとめ
台湾における航空会社のアライアンス加盟事情ですが、エバー航空(BR)はスターアライアンスに、チャイナエアライン(CI)はスカイチームに所属しているため、JXがアライアンスに加盟するとしたらワンワールドが唯一論理的に残る選択肢と思われます。
ASがワンワールドに加盟しているという事実は、この憶測に拍車をかけることになるでしょう。
ですが、ワンワールドの創始者であるキャセイパシフィック航空(CX)は、縄張りが重複していることから、JXの加盟に反対するだろうという見方もあります。
いずれにしても、JXはSDJにも就航しているのでASマイレージを利用してJXビジネスクラスとTPEのラウンジを一度利用してみたいと思います。
LEAVE A REPLY