アリタリア航空(AZ)がスターアライアンス入り?!

アリタリア航空(AZ)がスターアライアンス入り?!

2020年6月より、国有化により再生を図るアリタリア航空(AZ)ですが、その再建プランの中に
 
スカイチームを脱退しスターアライアンスに入る
 
という案があるそうです。


もしこのプランが実現したらどうなってしまうのか、ちょっと考えてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

AZの再建案

2020年6月の国有化以降、AZは特に
 
・長距離路線の強化
・大西洋路線の提携強化
 
を再建の柱としているようです。
 
そして、大西洋路線の提携強化を実現する手段として、現在エア・カナダ(AC)、ルフトハンザ(LH)グループとユナイテッド航空(UA)が展開しているジョイントベンチャーの中に入る、という計画があるようなのです。

AZがスターアライアンスに入ったら

AZがスターアライアンス入りしたら、スターアライアンス内のヨーロッパの航空会社は
 
・ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)
・スイスインターナショナルエアラインズ(LX)
・オーストリア航空(OS)
・ブリュッセル航空(SN)
・LOTポーランド航空(LO)
・TAPポルトガル航空(TP)
・エーゲ航空(A3)
・クロアチア航空(OU)
・スカンジナビア航空(SK)
・アリタリア航空(AZ)
(・ターキッシュエアラインズ(TK))
 
となり、主にヨーロッパの真ん中から東側をスターアライアンスメンバーが占めることになります。
 
一方で、AZが抜けた場合のヨーロッパ内スカイチームメンバーは
 
・エールフランス航空(AF)
・KLMオランダ航空(KL)
・エア・ヨーロッパ(UX)
・チェコ航空(OK)
・TAROM航空(RO)
(・アエロフロートロシア航空(SU))
 
となり、地中海の航空会社が無くなってしまいます。
 
ちなみにワンワールドは、
 
・ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
・イベリア航空(IB)
・フィンエアー(AY)
(・S7航空(S7))
 
です。
 
AZはワンワールドに入っても面白いかな?!

システム移行も必要となりそう

また、スターアライアンス入りしたらシステム的にも相当の投資をしなければいけないと思います。
 
スターアライアンスメンバーは、アライアンスとしての統一的な基幹システム(GDS)としてAmadeusを推奨しています。
 
メンバーの中には頑なに独自システム・別システムを利用している航空会社もありますが(UA, TK, CAなど)、全日空(NH)もこの推奨に従い2015年に国際線の基幹システムをAmadeusへ移行しました。
 
一方で、現在AZが利用している基幹システムはSabre。
 
スターアライアンス入りの条件として、「Amadeusへの移行」があるとしたら移行はどうなるでしょうね。
 
現在Sabreを利用しているスターアライアンスメンバーはエチオピア航空(ET)ニュージーランド航空(NZ)がありますが、最大の株主であるエティハド航空(EY)もSabreを利用しています。
 
システムを移行するとなるとさらにコストがかさみますが、EYとのシステム連携の容易さを捨ててでもAmadeusに移行するかどうかは、ちょっと疑問ですね。
 
EYがAZとの提携を解消すれば話は別ですが・・・。
 
AZをかなり支援してきたエティハド航空(EY)との関係もどうなるのか、興味深いところです。
 
EYとAZの関係については、EY徹底攻略セミナーの中で詳しくお伝えしています。

Screenshotエティハド航空(EY)徹底攻略セミナーのご案内

エティハド航空(EY)徹底攻略セミナーのご案内

まとめ

AZはこれまでに何回も経営危機に陥り、その度にどこかの航空会社や政府に助けてもらってようやくここまで生き延び続けてきましたが、国有化された後どのように生まれ変わるのか注目しています。
 
個人的には、AZはスターアライアンスではなくスカイチームに残って欲しいです。
 
それが、自分のスカイチーム修行の為にもなるので・・・。

Push通知でブログ記事の更新情報を受け取るには、”Subscribe”ボタンをクリックしてください!

 

マイレージの無料メルマガ講座も受付中です

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

BoardingArea