ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の燃油サーチャージ料金が一部改善
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とイベリア航空(IB)はともに、Aviosを特典の「通貨」として採用していますが、2つの航空会社は別々のロイヤルティプログラムを持っています。
Aviosを使ってIBのフライトを予約する際は、BAのAviosではなくIBのAviosで予約する必要がお得でした。
BAにおいては巨額の燃油サーチャージなどが徴収されますが、IBは追加されないからです。
この格差が、最近改善されたようです。
BAのAviosでIBフライトの特典航空券を予約した場合でも、巨額のサーチャージは徴収されなくなりました。
あまり使う機会がないかもしれませんが改善ではあるので、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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BAが珍しく改善
IBフライトの特典予約において、BAはAviosと金額の両面で同じ価格設定になっています。
ちょっと今度メキシコに行く予定があるので、試しにある日のマドリード(MAD) – メキシコシティ(MEX)のIBビジネスクラス片道航空券を調べてみました。
IBでは、42,500AviosとUSD150.82です。
一方のBAも、従来はUSD500を超える金額が必要でしたが、同じ料金で利用できるようになりました。
大西洋を横断するIBのAviosの交換がお得であることは言うまでもありません。
メキシコだけでなく、北米の多くの都市とMAD間のオフピークのビジネスクラスで片道34,000Aviosなので、かなり破格の額です。
なので、BAのAviosを保有しておいて、IB便に搭乗して大西洋を横断する場合にはIBのAviosに移行すれば、お得にフライトができることになりますね。
いくつか注意点があります。
・BAとIBのアカウントをリンクさせるには、両方のアカウントが90日以上開いているか、何らかのアクティビティがあることが必要です
・IBのシステムはとてもいけてない(予約が非常に困難)
特に2つ目。
IBの空港におけるラウンジやフライト自体はとてもいい感じなのですが、航空券の予約システムは本当に酷いです。
同じIAGグループで、同じワンワールドで、同じAmadeusの基幹システムを使っているBAとは雲泥の違い。
どうやったらこんなに酷くなるんでしょうか。
まとめ
とりあえず、IBのフライトを予約する際にBAのAviosでも予約しやすくなったということで、これは素晴らしい改善と言えるでしょう。
同じAvios数、同じサーチャージの額なのであれば、IBのAviosをBAに移行して、BAで予約した方がとても安心・安全です。
メキシコ行きのフライト、IBフライトにしてみようかな・・・。
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