ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の必要Avios数がこっそり改悪
2019年5月、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の必要Avios数が改悪となりました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) / イベリア航空(IB)の特典航空券はどのくらい必要?距離別必要Avios数まとめ(提携航空会社フライト)
日本国内の移動も日本航空(JL)を利用して、片道4,500Aviosでお得に移動できたのも遠い昔。
今は、最低6,000Avios必要となっています。
その後もBAは、細かい変更をいくつか行っていたのですが今年になってこっそり、必要Avios数を上げてきました。
影響の出ている路線をお伝えしたいと思います。
AviosハンターのPAR@Seasoned Travellerです。
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原因は「Reward Flight Saver」
今回の改悪は、BAが新しく
Reward Flight Saver
というルールを設けたことに起因します。
Reward Flight Saverとは、諸税、手数料、航空会社の課する諸費用をBAが負担する制度。
つまり、一定の手数料でBAフライトを予約できる、という制度です。
このルールが適用されるのは、今のところヨーロッパ内のBA便です。
つまり、改悪対象はヨーロッパ内のBA便、ということになります。
日本に住んでいる限りはさしあたっての影響はないかもしれませんが、これからヨーロッパでBA便を利用する場合には影響が出てきますね。
新しいReward Flight Saverの必要Avios数(エコノミークラス)および手数料は、以下の通りです。
移動距離 | 必要Avios数 |
---|---|
1-650 miles | 8,500 – 9,000 Avios |
651-1,150 miles | 11,000 – 12,000 Avios |
1,151-2,000 miles | 13,000 – 14,500 Avios |
同時にBAは、必要Avios数のチャートも消し去ってしまいました。
例えば、ロンドンヒースロー(LHR)からマンチェスター(MAN)のフライトは、9,000Aviosになっています。
Reward Flight Saverでない場合には、4,500Avios + JPY2,000くらいだったので、JPY2,000出して4,500Avios支払う、というイメージですね。
1AviosあたりJPY2以上の換算となり、結局損になってしまっています。
Aviosを大量に持っている場合には持ち出しが少なくなるので、良いのかもしれませんが・・・。
まとめ
Reward Flight Saverの改悪によって、
手数料を抑えるためにAviosを購入しなければいけなくなった
という本末転倒なことが起こっています。
それでも、出発日ギリギリのフライトに搭乗しなければいけなくなってAviosを利用して予約する場合、効果を発揮することでしょう。
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ぜひこちらもご覧ください 😉
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