ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の「Club Suite」機材が更に増えます
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、2019年半ばに新しいビジネスクラス商品「クラブ・スイート」を導入しました。
これは、BAの長距離ビジネスクラス製品の大規模な改善を意味します。
この新しいクラブ・スイート・シートは、新たに納入されたエアバスA350-1000とボーイング787-10に提供されており、それに加えて、すべてのボーイング777と既存のボーイング787にも、最終的にはこれらのキャビンが採用される予定です。
この発表で、BAのクラブスイートが日本にやってくるかもしれない!と思い、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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BAのシートが新しくなる
ロンドンヒースロー空港(LHR)を拠点とする(BA)のB777機材は、2022年末までにすべて新商品「クラブ・スイート」に改装されることが発表されました。
B777機材はBAの長距離路線の基幹機材です。
BAは、43機のB777-200ERと16機のB777-300ERを含む59機のB777機材を保有しています。
新しいクラブ・スイートは、ビジネスクラスの搭乗客にとって大きな改善となります。
BAのB777のビジネスクラスは、これまで2-4-2のレイアウトで、1列に8席のシートが配置されていました。
新商品「クラブ・スイート」では、1-2-1の構成で、各座席にもドアが設置されています。
このシートは、多くの航空会社で採用されているコリンズ・エアロスペース社のスーパーダイヤモンド・リバース・ヘリンボーン・シートを進化させたものです。
これまでBAは、特定の路線でしかクラブ・スイートを運用していませんでしたが、それが変わります。
これからは、ニューヨーク(JFK)行の全便にクラブ・スイートが導入されます。
BAのビジネスクラスがより快適になるのはいいのですが、B777機材のクラブ・スイート化には1つだけデメリットがあります。
それは、BAのB777-300ERが新しいクラブ・スイートを導入すると、ファーストクラスのキャビンのサイズが大幅に縮小されます。
BAの777-300ER機材は、従来の14席のファーストクラスから8席のファーストクラスになってしまいます。
ただ、BAのファーストクラスはシートが少し改良されています。
ドアが設置され、大型で高解像度のテレビが設置されています。
ファーストクラスのソフトプロダクトはビジネスクラスよりもはるかに優れているので、多くの人にとっては価値があると思います。
まとめ
新たに納入されるエアバス A350やボーイング B787にもクラブ・スイートが導入されることを考えると、来年末までには長距離路線の機材の大半に新製品が導入されることになります。
BAがこの新しいシートを導入したことは、搭乗客の体験を大きく向上させるものであり、自分も素直に乗ってみたいと思います。
以前、ドバイ(DXB)線で搭乗しましたが、今度は日本路線で、しかもB777機材で搭乗してみたいね!
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