デルタ航空(DL)・SkyMilesの使い道を考える

PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
なかなか使い道のないデルタ航空(DL)のマイレージプログラム・Skymilesですが、公式のアワードチャートがないのでよい方面を探すのが大変です。
そんな中、まだ使えそうな方面を振り絞ってみました。
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アメリカ国内(近距離)
かなり場所は限られますが、エコノミークラスが片道5,000マイル(往復10,000マイル)で搭乗できる方面があります(DL便)。
例えば、サンフランシスコ(SFO) – シアトル(SEA)とか。
ただ、同じアメリカ西海岸のフライトなら、アラスカ航空(AS)の方が断然お得です。
どうしてもDL便で移動したい、という場合に利用しましょう。
アメリカ – ロンドン(LHR)
ヴァージン・アトランティック航空(VS)を利用する形になりますが、
・エコノミークラス片道35,000マイル、往復70,000マイル
・ビジネスクラス片道85,000マイル、往復170,000マイル
で搭乗できます。
この路線は2017年4月に改悪がありました。
元々は
・エコノミークラス片道30,000マイル、往復60,000マイル
・ビジネスクラス片道70,000マイル、往復140,000マイル
でした・・・。
VSが就航しているアメリカの都市は、
西海岸でも東海岸でも同じマイレージ数なので、サンフランシスコ(SFO)やロサンゼルス(LAX)、ラスベガス(LAS)あたりからならお得かもしれないですね。
DLとVSは提携をしていて、最近かなりその色が濃くなってきています。
VSの基幹システムはDLの基幹システムを基に作られているので、そのうちDLのマイレージをVSのマイレージに移行できるようにならないかな?と淡い期待をもっています。
そうなったら、DLマイレージをガリガリ貯めるんですけどね。
日本 – アメリカ西海岸
・エコノミークラス片道35,000マイル、往復70,000マイル
・ビジネスクラス片道80,000マイル、往復160,000マイル
中国南方航空(CZ)を利用して、アメリカまで行くことができます。
日本からだと、かなり遠回りになりますが・・・^^;
日本 – 韓国
・エコノミークラス片道7,500マイル、往復15,000マイル
・ビジネスクラス片道15,000マイル、往復30,000マイル
となっていて、大韓航空(KE)を利用して搭乗することになります。
DLの中ではこれが一番、お得なのではないでしょうかね。
実際に、エコノミークラスの特典航空券を予約しました。
デルタ航空(DL)のサイトで予約した大韓航空(KE)の特典航空券の座席を指定する
日本 – ベトナム
・エコノミークラス片道22,500マイル、往復45,000マイル
・ビジネスクラス片道40,000マイル、往復80,000マイル
ベトナム航空(VN)を利用します。
ビジネスクラスは全くお得ではありませんが、エコノミーならなんとか・・・という感じです。
CIフライトのTPE – YVR
このフライトがなぜお得かというと、この路線は現在、ボーイング747-400という機材が使用されています。
この機材は、今となっては結構古めの機材で、座席の構成は
・ファーストクラス12席
・ビジネスクラス49席
・エコノミークラス314席
となっているのですが、ファーストクラスの部分が実質ビジネスクラス、ビジネスクラスの部分がプレミアムエコノミーとして利用されているんです。
なので、この路線のビジネスクラスを特典予約すると、なんとファーストクラスの座席に座れてしまうんです!
実際にDLのサイトで座席を見てみると、’Business Class’の欄が以下のようになっています。
ちょうど、12席です。
片道ビジネスクラスの必要マイレージ数は、80,000マイル。
機材は古いとはいえ、実質ファーストクラスなので、お得ですよね。
エコノミークラスでも、35,000マイルです。
2017年中には新しい機材に変わってしまうそうなので、ファーストクラスの座席を味わうなら今のうちです! 🙂
まとめ
スカイマイルはあまりにも価値が低いので、「スカイペソ」なんて言われているそうです・・・^^;
まぁ確かにそうかなとも思うのですが、自分はスカイチーム上級会員維持のためだけにデルタAMEXゴールドカードを保有しています。
そのため、更新ボーナスが必ず3,000マイル/年付与されます。
マイレージの期限が無期限なので、のんびり貯められるのはいいところなのですが・・・。
このマイレージの使い道を考えようと思ったのが、今回の記事のきっかけでした。
ちなみに、先日シンガポール(SIN)へ行った時にエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードを試みたのですが、その際の必要マイレージ数は片道35,000マイル、往復60,000マイルでした(結局できませんでしたが)。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードについて
デルタ航空・スカイマイルでは、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会し、そのカードを保有し続けるだけで、半永久的に上級会員(ゴールドメダリオン会員)になれる」というサービスです。
デルタ・ゴールドメダリオン会員は特典がいっぱい。
ゴールドメダリオン会員 = スカイチームのエリートプラス会員なので、デルタ航空だけでなく、スカイチーム加盟航空会社利用時も、同じメリットを受けられます。
つまり、デルタ航空利用時のほか、以下のスカイチーム加盟航空会社に乗る時も、同じ上級会員の特典を受けることができます。
・大韓航空(KE)
・チャイナエアライン(CI)
・中国東方航空(MU)
・上海航空(FM)
・中国南方航空(CZ)
・廈門航空(HX)
・ガルーダインドネシア航空(GA)
・ベトナム航空(VN)
・エールフランス航空(AF)
・KLMオランダ航空(KL)
・アリタリア航空(AZ)
・アエロフロートロシア航空(SU)
・アエロメヒコ航空(AM)
など。
他にも、このカードを持つメリットとしては、
優先チェックイン
専用の荷物検査レーンが使える
ビジネスクラスラウンジに入れる
優先搭乗
到着地での荷物の優先受け取り
ボーナスマイル
があります。
年会費はJPY26,000(税込)ですが、あなたが1年に何回も上記スカイチームに乗られるのであれば、上記メリットを考えるとJPY26,000という値段は格安なのではないかと思います。
紹介制度でデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを手に入れる
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには紹介制度があって、カードホルダーからの紹介だと、審査が通りやすいとかやすくないとか。
また、紹介を受けた人に、いきなり15,000ポイントが付与されちゃうんです。
15,000ポイントあれば、例えばスカイマーク(BC)の特典航空券と交換して、HND-UKB往復ができちゃいます。
もしくは、KEで行くTYO-SELのエコノミー往復とか。
興味を持たれたら、ぜひこちらのリンクからお申込みください! 🙂
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの申し込みはこちら