キャセイパシフィック航空(CX)とルフトハンザグループの提携
PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
先日、キャセイパシフィック航空(CX)とルフトハンザグループが共同運航便とマイレージについての提携を結んだ、というニュースを目にしました。
このニュースについて、ちょっと深掘りをしてみます。
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提携の概要
キャセイパシフィック航空(CX)とルフトハンザグループ(ルフトハンザ・ドイツ航空(LH), スイスインターナショナルエアラインズ(LX), オーストリア航空(OS))は、2017/4/26搭乗分よりお互いのフライトにお互いの便名をつける共同運航便を始め、マイレージについても
・Miles & MoreのメンバーはLH便名が付いているCX運航のフライトでマイレージを獲得・利用できる
・AsiaMilesのメンバーはCX便名が付いているLH/LX/OS運航のフライトでマイレージを獲得・利用できる
ようになります。
懸念が現実味を帯びてきた
CXは先日、エア・カナダとの提携を発表したばかりです。
エア・カナダ(AC)とキャセイパシフィック航空(CX)のマイレージ提携開始による懸念
ここへきて更にLHグループとの提携。
ますます、スターアライアンスへの移行が現実味を帯びてきました。
CXがスターアライアンスへ移行するということは、ワンワールドメンバーではなくなり、ワンワールドメンバーのマイレージを利用してCXフライトに乗ることができなくなります。
ということは、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを利用してのお得なビジネスクラス搭乗ができなくなってしまう、ということです。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイレージ(Avios)を貯める15の理由
LH/LX/OS便名が付いていた場合、オペレーティングキャリア(運航キャリア)がいくらCXであっても、BAを含むワンワールドメンバーはマイレージを加算することができません。
反対にMiles & Moreは、オペレーティングキャリアがLH/LX/OS便である限り、便名がCXであってもマイレージを加算することができるというのに。
あなたが特典航空券でCXに頻繁に乗っている場合、Miles & Moreのアカウントを作って、マイレージを加算し直さなければいけないのでしょうか?
でも、PARは困らない
もしこのまま、CXがスターアライアンスメンバーになってしまっても、PARは慌てて自分のマイレージプログラムを見直したりはしません。
なぜでしょうか。
もしもの時に備えて、マイレージプログラムをいくつにも分散し、こういった「有事」に備えているからです。
CXのマイレージ提携先、スターアライアンスメンバーのマイレージプログラム事情を知っているので、自身のマイレージポートフォリオを見直す必要がありません。
それでは、CXがスターアライアンスに移行してしまった場合にはどのマイレージプログラムを利用して特典航空券を予約すれば良いのか。
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