世界でも屈指のファーストクラスを誇るエミレーツ航空(EK)が、片道£26から利用できるイギリスの格安航空会社Jet2.com(LS)と提携しました。
新たなパートナーシップにより、エミレーツ・スカイワーズのマイルを使って、LSのフライトを予約できるようになりました。
これにより、スカイワーズ会員はヨーロッパおよび北アフリカを中心とした、75以上のLS就航都市にアクセス可能になります。
LSは徹底したローコストモデルを採用している航空会社のため、基本運賃以外はほぼすべてが有料オプションです。
今回の提携では、フライトそのものだけでなく、機内食、追加手荷物、座席指定などの付加サービスにもマイレージを使えるようになります。
EKは、この提携による利用イメージとして、次のような例を挙げています。
* ロンドン(LON)からドバイ(DXB)乗り換えでシドニー(SYD)へ、EKのプレミアムエコノミー往復を利用すると18,000マイルを獲得でき、そのマイルを使ってロンドン・スタンステッド(STN) – スペイン・マヨルカ(PMI)間のLS往復航空券を予約できる。
* マンチェスター(MAN) – DXB間をEKのビジネスクラスで2往復すると21,000マイルが貯まり、そのマイレージでMAN – オーストリア・ザルツブルク(SZG)間のLS往復航空券を発券し、スキー旅行に出かけることも可能。
LS特典航空券に必要なマイレージ数
LSの特典航空券は、諸税・手数料込みで8,000スカイワーズ・マイルから利用できます。
ただし、予約はEK公式サイトからは行えず、専用のパートナー予約ページを使う必要があります。
一例として、ロンドンガトウィック(LGW)からマラガ(AGP)への片道は、15,228マイルが必要です。
一方、同じ便をJet2.comで直接購入すると、運賃は£92ほど。
マイル価値に換算すると、1マイルあたりJPY1.2にしかなりません。
一般的に、スカイワーズは1マイルあたり約JPY2程度で使われることが多いため、この提携特典は、現時点ではあまり魅力的とは言えない水準です。
まとめ
高級志向の航空会社が、超格安航空会社と手を組むのは珍しいケースです。
今回の提携で提示されている特典航空券のマイル数は割高感が強く、積極的に使いたい内容とは言えません。
主要ポイントプログラムからの移行条件が悪化している点も、評価を下げる要因となっています。
現時点では、このパートナーシップを活用するメリットは限定的と言えるでしょう。
