アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

エンブラエルがアジアで躍進

エンブラエルがアジアで躍進

航空会社各社が将来の計画を立てている中、ブラジルの航空機メーカーであるエンブラエル社は新型機E2シリーズの巨大な市場をアジアに求めています。
 
競争力のある経済性と長い航続距離を持つこの航空機は、世界最大の市場であるアジアの多くの国内線やポイント・ツー・ポイントの路線に適しています。
 
エンブラエルのアジアでのマーケットシェア拡大の計画を追ってみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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適切な機材のサイジング提案

アジア太平洋地域の航空会社は、2020年より特に減収減益の影響を受けています。
 
アジア太平洋地域の多くの地域では国境が閉鎖され、需要が大幅に減少しました。
 
これらの変化により、航空会社は機材の適正化を迫られ、将来的には小型機の購入を検討しなければなりません。
 
エンブラエル社は、このような変化を、自社の新しいE2ファミリーにとってのチャンスと捉えています。
 
航空会社にとってE2の最も魅力的な点は、ジェット機の経済性でしょう。
 
新世代のジェット機は、燃費がいいだけでなく、全体的な運用コストも低いのが特徴です。
 
E2ファミリーのコスト改善は、多くの航空会社にとって魅力的なものになるでしょう。
 
アジアの航空会社が1席あたりのコストを重視していることを考えると、E2の競争力は格段に上がっています。
 
エンブラエル社がアジア太平洋市場向けのジェット機を用意した今、最も需要が見込まれるのはどこでしょうか?
 
E2が利益を出すのに優れているのは、650マイル以下のフライトと言われています。
 
この距離以下では、E2はA320や737のようなナローボディジェット機よりも優れたコスト減を実現しています。
 
つまり、エンブラエル社の最新機は、リージョナル路線や人氣の短距離路線の増便に適しているということです。
 
2020年、国内線やリージョナル路線に再び注目が集まったことを受けて、ベトナムのバンブー・エアウェイズ(QH)やオーストラリアのアライアンス航空(QQ)などの航空会社が初めてエンブラエル機材を導入しました(E2ではありません)。
 
ちなみに、650マイル以下の路線には、
 
・デリー(DEL)からムンバイ(BOM)
・北京(PEK)から上海(SHA)
・シドニーSYDからブリスベン(BNE)
 
などがあり、その他にも数多くの路線があります。
 
今後、リージョナルジェットの市場が拡大していくことが考えられ、エンブラエル社はE2機材をその市場でシェア拡大させることを計画しています。

まとめ

航空機の需要は再び増加することが予想されています。
 
実際、エンブラエル社では、困難な1年を経て、2020年の最終四半期に納入台数が回復しました。
 
収益はまだ減少していますが、航空会社が機材を拡大したり入れ替えたりする中で、この10年間はE2にとって多くのチャンスがあります。
 
 
仙台空港(SDJ)をベースにフライトをしている自分にとって、エンブラエルはとても馴染みのある機材です。
 
日本航空(JL)グループ会社のJ-AIRに搭乗して、伊丹(ITM)や福岡(FUK)へ行くことが多いからです。
 
小型機材ではありますが、クラスJの座席配列(1-2)の左側の1席側の座席に座るのがとても氣に入っています。
 
特に、2Aの座席が好きですね 😉
 
機材の左側に座ると、SDJ – ITM線の着陸前に大阪市内を一望することができます。

そろそろJ-AIRも、新しいエンブラエル機材を導入するかな?!

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