エティハド航空(EY)のエアバス A380がパリ(CDG)とニューヨーク(JFK)路線で復活します
エティハド航空(EY)のエアバス A380機材が、ニューヨーク(JFK)線で2024年4月に復活しました。
そして、2024/11/1からパリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)線でも復活することになっています。
EYのファーストクラスはA380のアパートメントとB787-9の通常のファーストクラスに搭乗したことがありますが、
https://youtu.be/g6fEbkEIJoI
レジデンスはまだありません。
レジデンスに搭乗するにはどうしたら良いのか、も含めて解説します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
CDG線のスケジュール
CDG線のスケジュールですが、
EY31 AUH – CDG 2:40AM – 7:30AM
EY32 CDG – AUH 9:45AM – 7:25PM
3,255マイルの移動距離で、7時間50分/6時間40分のフライト。
2024年5月現在は、エアバス A350-1000機材で運航されています。
EYのエアバスA380 レジデンスとは
EYのエアバスA380、ファーストクラスはアッパーデッキの前方に位置し、1-1コンフィギュレーションの9席で構成されています。
ワイドボディなのに通路は1本しかないのです。
EYはA380のファーストクラスをファーストクラス・アパートメントと呼んでいるが、このスイートは広々としています。
ファーストクラス・アパートメントよりもさらに高級なのは、ファーストクラス・キャビンの左前方に位置するザ・レジデンスです。
ザ・レジデンスは、125平方フィートの広さを持つ3部屋のプライベート・スイート。
リビングルーム、ベッドルーム、シャワー付き専用バスルームがあります。
レジデンスには2名まで宿泊可能ですが、2人が一度に寝るにはベッドが少し狭いかもしれません。
ザ・レジデンスを予約するには
長年にわたり、EYはザ・レジデンスの収益化方法を変えてきました。
2020年以前は、ザ・レジデンスはファーストクラスとは全く別の商品で、通常片道USD25,000以上の価格でした。
ザ・レジデンスにはあらゆる特別サービスが含まれており、ザ・レジデンスにアップグレードする方法はありませんでした。
A380が2023年に復活して以来、エティハドはザ・レジデンスに対して異なるアプローチをとっています。
現在では、ザ・レジデンスを一部のファーストクラス搭乗者向けのアップグレードオプションとして販売しており、直接予約することはできなくなっています。
価格設定は以前よりずっとリーズナブルになりましたが、ソフト面での差別化は進んでいません。
ザ・レジデンスへのアップグレードの料金
ザ・レジデンスへのアップグレードは、A380のファーストクラスで予約した搭乗客が対象となります。
アップグレードは、予約時、または予約後にマイページから行うことができます。
アップグレードするにはEYを通じて直接予約したファーストクラスである必要があります。
航空券を現金で支払った場合やEYのマイレージで予約した場合は問題ありませんが、アメリカン航空(AA)など提携会社の特典航空券は対象外となります。
AUH – LHR間のファーストクラスからザ・レジデンスへのアップグレードはAED7,310くらいです。
なお、あまりお得ではありませんが、EYマイレージを使ってファーストクラスからザ・レジデンスにアップグレードすることもできます。
AUH – LHR線では最低でも285,000マイル、AUH – JFK線では最低でも570,000マイルが必要です。
ザ・レジデンスの航空券に含まれているもの
ザ・レジデンスは素晴らしいものですが、昔はソフト面でも同等に差別化されており、食事からアメニティまで、好きなようにカスタマイズすることができました。
専属のバトラーまでいました。
今は、昔ほど特別なものではありません。
・空港でのエスコート
・EYファーストクラスラウンジの個室を利用可
・機内食器やガラス食器がグレードアップ
・高級寝具とプライベートシャワー
そのため、より豊富なお食事やお飲み物のメニュー、プライベート・バトラー、同じレベルのカスタマイズができなくなります。
まとめ
CDG線にA380機材が導入されると、レジデンスに搭乗できる可能性もわずかながら増えます。
なかなかすぐに出せる金額/マイレージではありませんが、アパートメントまで搭乗したのですからぜひレジデンスまで体験してみたいと思ってしまいますね。
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