ハワイアン航空(HA)がシアトル(SEA)から日本へやってきます

アラスカ航空(AS)グループは、シアトル(SEA)を国際的な拠点として広げる計画を進めています。
2025年には、ハワイアン航空(HA)によるシアトル(SEA)から成田(NRT)および仁川(ICN)への新たな直行便を運航開始する予定です。
機材やASの戦略を追ってみます。
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NRT便のスケジュール
シアトル(SEA)とNRTを結ぶ毎日の直行便は、2025/5/12に運航を開始します。
この路線では、ハワイアン航空(HA)のエアバスA330-200型機が使用され、18席の2-2-2配列のビジネスクラスシートと、260席のエコノミークラスシート(うち68席は足元が広い仕様)が提供されます。
NRTからは、ワンワールドアライアンスのパートナーである日本航空(JL)の便を利用して、アジア各地へ乗り継ぐことが可能です。
また、SEAとICNを結ぶ直行便は2025年10月に運航開始を予定しており、詳細な情報や運賃は2025年初めに発表されます。
ASグループのシアトル拠点は、アメリカ西海岸最大のハブ空港で、北米内の104の都市へ直行便を運航しています。
今回発表されたNRTとICNを含め、2030年までにシアトルから12以上の長距離国際直行便を運航する計画が進められており、具体的な路線と時期は今後明らかにされる予定です。
ASグループは、ホノルル(HNL)と羽田(HND)間の運航回数を週12便から14便に増やすことで、さらなる利便性を提供する予定です。
また、HNLと関西(KIX)、福岡(FUK)を結ぶ直行便も引き続き運航され、日本とハワイ間の往復便は合計で週24便となります。
さらに、アメリカ国内のネットワークを強化するため、どの空港へ、どのタイミングで、どの機材を使用するかについて戦略的な変更が行われます。
これにより、運航効率の向上や成長機会の拡大、そして旅客にとっての選択肢、接続性、利便性が向上することを目指しています。
これらの変更は2025年3月下旬から始まり、第2四半期にかけて段階的に実施される予定です。
具体的には、HNLとSEA間の3便にHAの大型A330型機を投入し、HNLとサクラメント(SMF)間ではA330型機を使用した1日1便の運航に変更されます。
このように、より柔軟で便利なフライトスケジュールを提供することで、旅客体験の向上を図っています。
まとめ
ASとHAが統合し、アジアと北米の間の移動がさらに利便性を増すことになります。
自分は利用することはないですが、ASマイレージを利用して北米へ行きやすくなるかもしれないですね。