ヒルトンがグラデュエイト ホテルグループ(Graduate Hotels)を買収
ヒルトンは、1999年にエンバシー・スイーツ、ダブルツリー、ハンプトンを買収して以来、2億1000万ドルを投じてグラデュエイト・ホテルを買収しました。
あまり聞き覚えがないホテルですが、主にアメリカ国内で展開されているホテルです。
イギリスにも2つのホテルを持っており、オックスフォードとケンブリッジにあります。
https://graduatehotels.com/oxford-uk
どんなコンセプトのホテルなのか、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
アメリカのホテルチェーン
グラデュエイト・ホテルは全部で33のホテルを持ち、うち31施設はアメリカにあります。
これらのホテルは大学街に位置し、大学の卒業生、学生、コミュニティ向けに、ノスタルジックなテーマのデザインとキャンパス中心のアメニティを提供しています。
ヒルトンは、このブランドが世界で400〜500のホテルに成長する可能性があると考え、買収に踏み切ったようです。
ホテルとその都市は、IHGのホテル・インディゴ・ブランドに似ています。
ホテル・インディゴのほとんどの拠点は、高級な中堅都市にあり、その定義上、近くに評価の高い大学があります。
(日本においてはそうでもないかもしれませんが)
買収の背景
グラデュエイト・ホテルは現在、大半の施設を自社所有または長期リースで所有しています。
ヒルトンが現物資産の所有を好むので、事業は分割されます。現オーナーはすべての資産を保持し、ホテル経営に変更はありません。
ヒルトンは単にブランドを買収し、既存のホテルをフランチャイズとするだけです。
ヒルトンは、初年度に1600万ドルのフランチャイズ料を受け取る予定です。
これは、2億1000万ドルの投資に対する7.6%という好リターンであり、特に、手数料は客室料金に応じて上昇し、4つの新規オープンも控えています。
この取引は、規制当局の許可を経て、6月末までに完了する見通しです。
ヒルトンといえば最近、スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)との提携を開始しますね。
これにより、一部のSLHホテルはヒルトンのウェブサイトから現金またはヒルトン・オナーズ・ポイントで予約できるようになり、ヒルトン・オナーズ会員にはいくつかのエリート特典が提供されます。
SLHとハイアットとの契約が終了するのですが、ハイアットはIHGからその提携を引き継ぎ、ミスター&ミセス・スミス・ホテルを追加します。
ハイアットとのパートナーシップの終了日は2024/5/15です。
まとめ
最近、修行しなくてもダイヤモンドステータスを維持できる、という安心感からヒルトンには全く宿泊していませんが、せっかくダイヤモンドステータスなのでどこかには泊まりたいと思っています。
その前に、毎年維持しているホテルチェーンの修行を終えないといけないですね。
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