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ヒルトンの朝食無料ルールが変わります(まずはアメリカから)

ヒルトンの朝食無料ルールが変わります(まずはアメリカから)

ヒルトンは、2021年7月にゴールドおよびダイヤモンドメンバーの特典変更を行いました。
 
具体的には、アメリカのホテルでのコンチネンタルブレックファストの無料特典を一時的に廃止し、代わりに1人当たりUSD10からUSD25の飲食クレジットを提供することにしました。
 
最初に発表されたとき、この変更は2021年末までのみとされていました。
 
ですが、やっぱりというかなんというか、この措置を少なくとも2022年まで延長することを発表しました。
 
この措置は引き続き、アメリカにおいてのみ実施され、すぐに他の国・地域に波及することはないそうですが、いずれは全世界に波及するでしょう。
 
2022年以降のアメリカの朝食はどうなるのか、調べてみました。
 
いずれ日本にも来るであろう変更だと思うので、この記事を読んで心の準備をしておいてくださいね。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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変更概要

2021年7月より、アメリカ国内のヒルトンに宿泊する場合、ゴールド以上の上級会員は、ホテルブランドにより、1人あたりUSD10 – USD25の飲食クレジットが1日1回付与されます。
 
宿泊客1名につき1クレジット、1日最大2クレジットまで取得できます。
 
これが2022/2/1より、フルサービスおよびライフスタイルブランド全体でクレジットの金額を1人当たりUSD12からUSD15、一部のホテルではUSD15からUSD18に引き上げられる予定です。
 
ヒルトンはまた、より高いクレジットを受け取ることができる一部の市場にキーラーゴとキーウェストを追加しました。

ヒルトンのこれまでの上級会員向け朝食特典

ヒルトンのポイントプログラムは常に最も手厚い朝食無料特典を提供しており、提携クレジットカードでステータスを得たゴールドメンバーにも朝食を無料で提供しています。
 
無料の朝食は、ヒルトンの会員をつなぎとめるための優れた特典です。
 
今回の変更によってアメリカでは、特典が1日分の飲食代に縮小されたため、わずかに残されていたゴールドメンバーがラウンジへ入れる機会が少なくなる可能性があります。
 
とはいえ、1日単位のクレジットは、ある人にとっては改善となり、他の人にとってはダウングレードとなるでしょう。

新特典がイマイチな理由

コンラッドのような高級ヒルトンホテルでは、朝食は一人当たりUSD30以上かかることもあります。
 
その費用が完全にカバーされていたのが、今後は1人当たり1日USD25のクレジットになるのは、フルブレックファストを利用していた人にとってはダウングレードかもしれません。
 
また、2人以上で旅行する場合、この新しい特典はマイナスになる可能性もあります。
 
ヒルトンの規約では、無料の朝食特典は1部屋につき2名までとされていますが、ホテルによっては1滞在につき3名以上まで宿泊できる場合もあります。
 
ですが今回の変更により、このようなことはもう起こりません。

まとめ

このクレジットの本当のメリットは、より柔軟な対応が可能になることです。
 
つまり、朝食を外で食べたい場合、代わりにバーでの飲み物や前菜、ルームサービスの軽食にクレジットを利用することができます。
 
飲食クレジットは、朝食だけでなく、客室にチャージされる施設であれば、いつでも利用できます。
 
今回の変更は、旅行需要が回復し、ホテルが再びフル稼働し始めると、ヒルトンの収益を上げる要因となるものです。
 
ホテルも収益を上げなければ運営を継続できないので、利益を追求するのが至上命題とは言え、一度得た特典を失うのは辛いことですね。
 
差し当たっては、朝食を無料で食べられるうちに食べておきましょうかね。

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