ヒルトンのポイントプログラムルール変更(2018年9月から)
2018年4月からポイントプログラムの大幅な変更があったヒルトンですが、9月に少し変更がありました。
マリオットとスターウッド統合の混乱に乗じて顧客(特にSPGユーザー)を取り込もうという思惑が十分にみて取れる内容です。
その内容を紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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変更概要
変更の詳細は、こちらの公式ページをどうぞ。
http://hiltonhonors3.hilton.com/rs/even-more/
今回の主な変更点を一つずつみていきましょう。
リゾートフィーが無料に
ポイントを利用して宿泊をする場合の税金であるリゾートフィーを支払わなくてもよくなりました。
最大で1泊あたりUSD50を支払わなくてはいけないマリオットとの差別化を、こういうところで出してきました。
全てのヒルトンブランドで朝食が無料に
ヒルトンゴールドメンバーとダイヤモンドメンバーは、全てのヒルトンホテルブランドで朝食を無料で摂ることができます。
(今までは一部例外がありました)
レベルの比較は一概にはできませんが、マリオットゴールドメンバーはもう朝食を無料で摂ることができません。
ルームアップグレードの明記
ゴールドメンバーは最大エグゼクティブルームまで、ダイヤモンドメンバーは最大(ベッドルームが1つの)スイートルームまでアップグレードが可能、と明記されました。
今まではホテルの裁量に依るところが多かったんですが、この変更によりスイートルームにアップグレードされる確率が高くなるのか、とても興味深く思っています。
まとめ
今回変更があった部分以外のところについては、2018年4月に変更されたルールがそのまま生きています。
今回自分がとても興味深く読んだのは、やっぱりスイートルームアップグレードのところです。
ヒルトンステータスチャレンジを行っている中で、スイートルームにアップグレードされたのはヒルトンシンガポールの1回だけ。
ヒルトン・ダイヤモンドステータスチャレンジ#3(ヒルトン シンガポール(Hilton Singapore))
ですが、ヒルトンオナーズの規約にはちゃんと「スイートルームもアップグレードの対象」と書いてあります。
ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンド会員のアップグレードには、ジュニアスイート、スタンダードスイート、1ベッドルームスイートへのアップグレードが含まれます。エグゼクティブスイート、ヴィラ、スペシャルルーム/フロア/タワー(「ヴィスタ」、「ヴィラ」、「クラブ」などの客室タイプが含まれますが、これらに限定されません)はアップグレードには含まれませんが、ホテル独自の判断により可能となる場合もございます。
※ヒルトンオナーズの規約はこちらをどうぞ
http://hiltonhonors3.hilton.com/ja_JP/terms/index.html#hilton_hhonors_membership_tiers
日本のヒルトンはアップグレードに対して渋いとよく言われますが、今回のルール変更でスイートルームのアップグレードはどうなるのか?
ちょっと色々と試しながら日本でもスイートルームにアップグレードしてもらえないか交渉してみたいと思います。
ダイヤモンド会員である限り、スイートにアップグレードしてもらうようリクエストをするのは規約違反でもなんでもありません。
これからのヒルトン滞在が楽しみです 🙂
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