ヒルトンのハウスキーピングサービスは、オンデマンドになりました
2020年から2021年にかけて、ホテルでは需要不足や人々の接触を最小限にするために、あらゆる種類のサービスを削減してきました。
ヒルトンは更により利益率の高い、より労働効率の高いビジネスにするために一つホテルのサービスを変更しました。
その変更を紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ハウスキーピングを積極的に提供しなくなる
2020年多くのホテルでは毎日のハウスキーピングをデフォルトでは行っていませんでした。
しかし、ヒルトンではこの変更は継続されます。
今後は、毎日のハウスキーピングは、高級ホテルではないすべてのヒルトンブランドで、フロントデスクに連絡してリクエストした場合のみ提供されます。
長期滞在の5日目には、自動的に客室の清掃が行われます。
ヒルトンの高級ブランド(ウォルドーフ・アストリア、コンラッド、LXR)を利用する場合は、引き続き毎日のハウスキーピングを自動的に受けることができます。
今回のルール変更は、ヒルトンがCleanStayプログラムを進化させるために行われました。
例えば、ヒルトンは今後、部屋の清掃後、チェックイン前に各ホテルの部屋のドアにシールを貼ることはありません。
しかし、清掃手順の向上など、「プログラムの重要な方針は変わらない」そうです。
これは、自分にとっては氣にならない変更です。
毎日のハウスキーピングは不要だと思うので、ほとんどの場合、スキップします。
2泊以上するときも、「Do not disturb」ボタンを押しておくことが多いです。
氣軽に部屋に入ってきて欲しくないからです。
でももし、ハウスキーピングをお願いするとしたら、自分の都合の良いときに誰かを送り出すことができるようにしてほしいです。
人が減ったらその分ハウスキーピングに時間がかかり、部屋の掃除をしてほしいときに、ハウスキーパーが来るまでに何時間もかかるのでしょうか?
一部のホテルは、独自のルールを設定し、おそらく人手不足を理由にオンデマンドのデイリーハウスキーピングを提供しないようにするかもしれません。
まとめ
ヒルトンは、上述の高級ブランドを除くホテルブランドにおいて、毎日の積極的なハウスキーピングを恒久的に廃止します。
ハウスキーピングは、フロントデスクに連絡すればオンデマンドで利用できますが、そうでない場合は5日ごとに客室を清掃します。
これはスタッフの削減を目的としており、宿泊客にとっては良いことではありません。
競合他社がどのように対応するのか、これが非高級ホテルの新しい業界標準となるのか、あるいは他のホテルブランドが差別化を図るのか、注目したいと思います。
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