エアバス A350とボーイング B787はどれだけ違うのか
先日、エアバス機材とボーイング機材の違いについて投稿をしました。
今日はその中で、2021年2月現在両社で最も勢いのある2つの機材
エアバス A350シリーズ
と
ボーイング B787シリーズ
の違いについて少し深掘りしてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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それぞれのシリーズを再確認
エアバス A350には、
・A350-900
・A350-1000
という2つのシリーズがあります。
主な違いは機体の長さ。
A350-1000の方が長いので、より多くの搭乗客を運ぶことができます。
見た目ではわかりづらいですが見分けるポイントは、車輪。
A350-900の車輪が2つなのに対し、
A350-1000は3つ。
これにより、着地面への荷重が軽減され、離着陸の衝撃を緩和しているようです。
対するボーイングは、
・B787-8
・B787-9
・B787-10
があります。
こちらも、より最新のものになればなるほど機体が長くなります。
デザインの違い
両社の最新機材、もちろんデザインも異なります。
・コクピットの窓
・ウィングレット
あたりが特徴的に異なる点です。
コクピットの窓は、B787は4つに別れていますがA350の窓は1つに繋がっている「ゾロマスク」です。
なぜエアバスA350の窓は黒いサングラスのような「ゾロマスク」なのか
何度も言っていますが、A350のウィングレットの曲線はとても美しいですね 🙂
まとめ
個人的な印象では、A350よりもB787の方が座席が詰め込まれている印象です。
航空会社のデザインによるのかもしれませんが、ターキッシュエアラインズ(TK)とシンガポール航空(SQ)のB787機材は、座席の幅および通路が少し狭い氣がしました。
Business Class Review : ターキッシュエアラインズ(TK) TK1972 ロンドンヒースロー(LHR) – イスタンブール(IST) ボーイング B787-9
Business Class Review : シンガポール航空(SQ) SQ638 シンガポール(SIN) – 成田(NRT) Boeing B787-10
ただ、日本航空(JL)国内線ファーストクラスの座席に関しては、A350の方がちょっと窮屈に感じました。
日本航空(JL) JL133(羽田(HND) – 伊丹(ITM)) 国内線ファーストクラス ボーイング B787-8のWiFiスピードチェック
日本航空(JL) JL302(福岡(FUK) – 羽田(HND)) 国内線ファーストクラス エアバス A350のWiFiスピードチェック
みなさんそれぞれ好みは異なると思いますが、お氣に入りの機材・座席はありますか? 🙂
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