シンガポール航空(SQ)のマイレージの有効期限が切れそうな時にするべきこと
シンガポール航空(SQ)のスイートクラスに搭乗したいので日々SQマイレージを貯める方法を研究しているPARですが、残念ながらSQマイレージには3年という有効期限があります。
(正確にいうとマイレージを獲得した日から36ヶ月後の月末)
そのため有効期限の管理はとても重要なテーマになってくるのですが、SQマイレージを無駄にせずに利用・維持する方法をいくつか紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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マイレージの有効期限を延長する
SQマイレージは、いくらかお金を払うことで有効期限を最大12ヶ月延長することができます。
以前、SQマイレージについての記事を投稿しているのでこちらをご覧ください。
上記投稿の中で、お金を払って有効期限を伸ばすことができる旨を述べましたが、これができるのは1回だけです。
また、有効期限が切れそうなマイレージを利用して任意の特典航空券を予約した後にすぐにキャンセルしてマイレージの有効期限の延長を図る方法は使えません。
フライトやポイントサイト、買い物などで獲得した1つ1つのマイレージに「3年」という有効期限が設けられているためです。
なお、SQの最上級会員であるPPSクラブメンバーである場合には、マイレージの有効期限は無期限となります。
VAマイレージへ移行する
有効期限が切れそうになったSQマイレージを、ヴァージン・オーストラリア(VA)のマイレージプログラム「Velocity」へ移行することができます。
そうすることで、SQマイレージをVAマイレージとして利用することができるようになります。
VAマイレージはSQフライトの予約はできますがスターアライアンスメンバーではないので、ANA(NH)やルフトハンザドイツ航空(LH)などのフライト予約には使えません。
一方で、SQが提携していないエティハド航空(EY)のフライト予約ができます。
貯めたSQマイレージをVAへ移行してEY予約、なんていうことも可能です。
少ないマイレージ数でエティハド航空(EY)のファーストクラスに搭乗できる航空会社
ただ、移行時の割合が1.35 : 1となるので、マイレージが目減りしてしまいます。
それでも、全くなくなってしまうよりはマシですね。
寄付する
中途半端にマイレージが貯まってしまって、特典航空券予約にも使えないくらいのマイレージの有効期限が切れそうな場合、放置ではなく寄付に利用するのはいかがでしょうか。
例えば
http://www.makeawish.org.sg
なんていうところは、受け取ったマイレージの寄付で子供達の支援を行っています。
寄付の詳細については、SQの当該ページをどうぞ。
https://www.singaporeair.com/en_UK/sg/ppsclub-krisflyer/use-miles/donate-miles/#
シャングリ・ラホテルのレストランバウチャーとして利用する
SQはシャングリ・ラホテルと提携を行っています。
SQマイレージをシャングリ・ラホテルのレストランバウチャーとして利用することができます。
ただし、最低移行マイレージ数は20,000マイル。
これなら、どこか別なところへの特典航空券予約をした方が良さそうです^^;
お金と同じように使う
SQマイレージも、ANA(NH)のSKYコインやJAL(JL)のeJALポイントのように、マイレージを航空券代として利用できる独自の電子マネーへ変換することができます。
最低必要マイレージ数は980マイルで、SQとシルクエアー(MI)のフライト予約で利用することができます。
まとめ
幸い、SQマイレージは各種クレジットカードのポイントから移行することができます。
そのため、普段はクレジットカードのポイントとしてアカウントの中に貯めておき、いざSQマイレージを利用して特典航空券予約をする時にカードのアカウントから一気に移行して一気に利用すれば、有効期限のことは実質考慮しなくても良さそうです。
フライトでのマイレージ加算が多い方にはあまり使えない技かもしれませんが、クレジットカードのポイントはある意味「無期限」のマイレージとなるので、クレジットカードのポイントは他のことに使わず、大事に取っておくと良いでしょう。
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