カンタス航空(QF)のマイレージを利用して少しお得にアジアからヨーロッパへ行くには
あなたは、カンタス航空(QF)のマイレージを貯めていますか?
オーストラリア在住であれば獲得する道は色々あるかもしれませんが、あまり日本では馴染みのないマイレージプログラムです。
先日、QFマイレージについてちょっと投稿をしましたが、
QFマイレージを利用して少しお得にアジア <-> ヨーロッパの間を移動できるので紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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どうやってお得に移動するのか
QFマイレージを利用してどの航空会社に搭乗するのか、ですが、もちろんQFではありません。
というか、ワンワールドメンバーではありません。
では、どこの航空会社なのか。
それは、イスラエルの航空会社エル・アル航空(LY)です。
LYとQFは2017年から提携を始め、マイレージの相互獲得・利用ができるようになっています。
他には、アエロメヒコ航空(AM)と提携を行っています。
以前アメリカン航空(AA)と提携を行っていましたが、今は行われていません。
LYについて
LYはイスラエルの航空会社で、アメリカやヨーロッパ各都市に就航しています。
日本には就航していませんが、アジアもいくつか就航しています。
※2020年3月、日本に就航することになりました
エルアル航空(LY)が日本に就航します(2020年3月から)
2019年4月現在アジアで就航している都市は
・バンコク(BKK)
・香港(HKG)
・北京首都(PEK)
となっています。
QFマイレージをLYフライトで利用する
LYに搭乗する場合は、上記いずれかの都市まで行ってLYに乗り換えなければいけないのですが、QFの必要マイレージ数は距離制となっています。
これがLYフライトを予約する場合の必要マイレージ数なのですが、
例えば香港(HKG)からテルアビブ(TLV)で乗り換えてロンドン(LHR)へ行く場合は片道合計7,042マイルなので、ビジネスクラスに搭乗するために必要なマイレージ数は片道104,000マイルとなります。
HKGだと遠回りになるのでちょっとお得ではない感じですが、例えばPEKからブダペスト(BUD)とかアテネ(ATH)辺りへ行くのであれば結構お得になります。
PEK/BKK – TLV – BUD/ATHはいずれも、ビジネスクラス片道78,000マイルです。
キプロスであれば、65,000マイルで行くことができます。
BKKからウィーン(VIE)も、同じく65,000マイルで行くことができます。
QFマイレージはLYフライトの場合は燃油サーチャージがかからないので、少しマイレージ数が多めだったとしても少ないキャッシュでフライトできるんですね。
では、どうやってLYの空席を確かめるのか、ですが、これは改めてセミナーを開いてお伝えしようと思います。
QFのサイトでも確認はできるのですが、LYフライトに絞って検索するのができないので面倒です。
アジア各都市へどうやっていくのか
では、LYに搭乗するため上記3都市へどうやっていくのが良いのか、ですが、やっぱりアラスカ航空(AS)のマイレージじゃないでしょうかね。
上記3都市はいずれも日本航空(JL)が就航しているので、お得にアジアへ行きつつヨーロッパにもお得に行くことができそうです。
まとめ
QFマイレージもASマイレージも、SPGアメックスカードから移行するのが一番簡単です。
あとは、グループ会社のジェットスタージャパン(GK)に搭乗しても、(運賃によって)QFマイレージを獲得することができます。
イスラエルへ行ってみたいあなた、イスラエルへは行ったことがないけど乗り継ぎ地としてテルアビブ空港(TLV)の雰囲気を味わいたいあなた、賢くQFマイレージを貯めて、お得にヨーロッパへ行きましょう!
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