ハイアットは、IHGと提携をしている「Mr & Mrs Smith」の買収を発表しました。
　
Mr & Mrs Smith経由で予約可能な1,500軒の参加ホテルは、hyatt.comに掲載され、今後ハイアットポイントで予約ができるものと思われます。
　
ハイアットはどんどん高級路線に進んでいます。
　
買収について調べてみました。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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Mr & Mrs Smithについて

Mr & Mrs Smithは、2021年にIHGと提携して、同社のラグジュアリーブランド「IHG ラグジュアリー＆ライフスタイル」に加わりました。

IHGの「IHG Rewards Club」プログラムの会員は、「Mr & Mrs Smith」のホテルを予約し、滞在することでポイントを貯めることができます。
　
この提携により、Mr & Mrs Smithは、IHGのグローバルな規模やリソースを活用し、より多くの旅行者にサービスを提供することができるようになりました。
　
一方、IHGは、より幅広いラグジュアリーな宿泊オプションを提供することができるようになりました。

ハイアット、ミスター＆ミセス・スミスを買収
ハイアットは声明の中で次のように述べています：

「この買収計画により、フィジー、クロアチア、アイスランド、アンギラなど、現在ハイアットホテルが存在しない20カ国以上を含む数百の地域で、お客様やワールド オブ ハイアット会員にさらに多くのグローバルラグジュアリーなサービスを提供できるようになることを期待しています。

創業者のTamaraとJames Lohanは、その素晴らしいチームとともに、ツリーハウスや洞窟の中の部屋、水中スイートなど、本当にユニークな宿泊体験ができる究極のグローバル直接予約コレクションを構築しました。重要なことは、私たちが共有する「ケア」の精神に多くの相乗効果があるということです。私たちは、ゲストとワールド・オブ・ハイアット会員に新しい思い出に残る滞在体験を提供し、世界中のハイアットホテルに新しいゲストを紹介するために協力することを楽しみにしています。

Mr & Mrs Smithには100万人の「会員」がいるようですが、ハイアットはこれをワールド・オブ・ハイアットに活用したいと考えています。
　
この買収が法的に完了するのは、2023年第2四半期になってからになります。

IHGはどうなるのか？

Hyatt.comやWorld of Hyattアプリを含むハイアットの販売チャネルを通じて、Mr & Mrs Smithプラットフォーム内のホテルへの直接予約アクセスを提供する、と述べています。
　
ハイアットとの契約が完了した後の日付のリワード予約はキャンセルされることが予想されますので、2023年以降のMr & Mrs Smithホテルのポイント予約はしない方が得策です。
　
当初のIHGとMr & Mrs Smithとの契約では、IHGはこれまで1軒もホテルを提供していなかった14カ国に進出しました。
　
Mr & Mrs Smithがいなくなることで、IHGのグローバルなカバレッジ減少すると予想されます。
　
プレスリリースには、既存のIHGの取り決めに関する言及はありません。

まとめ

日本におけるMr & Mrs Smithの中には、アマンも入っていますがマリオットの翠嵐も入っています。
　
流石にハイアットのポイントでマリオットのホテルが予約できる、なんてことはないでしょうけど、ハイアットの軒数が増えると海外の選択肢も広がります。
　
ハイアット修行、今年はやらないつもりでしたがちょっと揺れてます・・・。