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ハイアットが中堅ホテルグループ「アップルレジャーグループ(Apple Leisure Group)」を買収

ハイアットが中堅ホテルグループ「アップルレジャーグループ(Apple Leisure Group)」を買収

ハイアットは2021年8月に中堅ホテルグループ「Apple Leisure Group」を買収しましたが、その買収手続きが完了したようです。
 
この買収によってハイアットはどう変わるのか、少し調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ハイアットが27億ドルで買収したアップルレジャーグループとは

ハイアットは、リゾート管理サービス、旅行、ホスピタリティグループであるApple Leisure Group(ALG)の買収を完了しました。
 
ALG社はパッケージ旅行の販売を中心に、カリブ海、メキシコ、ヨーロッパなどのリゾート地を管理している会社です。
 
ALGは、Alua、Breathless、Dreams、Secrets、SunscapeなどのAMResortsを運営しています。
 
また、Apple Vacations, CheapCaribbean.com, Southwest Vacations, United Vacations, Unlimited Vacation Clubなど、十数社の子会社を有しています。
 
ALGのポートフォリオには、10カ国で営業している33,000室以上の客室が含まれています。
 
2007年には9つのリゾートだったポートフォリオは、2021年末には約100のリゾートに成長しています。
 
ハイアットは今回の買収に莫大な資金を投じました。
 
2018年にHyattはTwo Roads Hospitality(AlilaやThompsonなどのブランド)を4億8000万ドルで買収しています。
 
今回、ハイアットはApple Leisure Groupに5倍以上の費用を投じたことになります。
 
ハイアットがALGを買収することで得ようとしているものは以下の通りです。
 
・ラグジュアリー・リゾート旅行におけるシェアの拡大
-> この買収により、ハイアットが運営するリゾートの数が2倍になり、ハイアットは世界最大のラグジュアリー・オールインクルーシブ・リゾートのポートフォリオを提供できるようになるため、ラグジュアリー・レジャー旅行におけるハイアットのシェアが拡大する
・ヨーロッパでの大幅な拡大
-> ハイアットのヨーロッパでの展開を60%拡大し、ハイアットブランドは新たに11のヨーロッパ市場に参入することになります
・ワールドオブハイアット会員の選択肢が増える
-> 2022年にはこれらのリゾートがワールドオブハイアットに統合され、会員はポイントの獲得や交換、エリート特典の利用が可能になります
 
ホテルの軒数が増えることで、特にヨーロッパのホテルが増えるのは嬉しいですね。

まとめ

今回の買収でハイアットが狙っているのはラグジュアリーリゾート市場のシェア拡大です。
 
自分はあまりリゾート地へ行くことはありませんが、将来家族(特に妻)が「リゾートへ行きたい!」と言い出した時のために、どこにどんなホテルがあるのか調べて、準備だけしておこうと思います。

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