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IHGの部屋タイプが「選り好み」できるようになりました

IHGの部屋タイプが「選り好み」できるようになりました

IHGホテルズ&リゾーツは最近、特定の属性に基づいて客室を検索・予約できる機能を開始しました。
 
IHGアプリを通じて好みの部屋を選ぶことができるようなのですが、詳細を調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

新しいアプリの機能

予約客はほとんどのホテルで、高層階であるとか、特定の眺望であるといった特徴に基づいて部屋を検索することができるようになります。
 
この新機能により、ホテルは、標準的な価格で部屋だけを販売するのではなく、個々の部屋の属性を販売できるようになり、新たな収益源が生まれます。
 
スタンダードな部屋と、眺めの良い部屋や高層階の部屋とで、価格が変わることになります。
 
IHGは現在、プリペイドパーキング、飲食クレジット、特別な室内アメニティなど、宿泊客にアドオンを提供する機能も備えています。
 
2023年末までに100以上のホテルがこの機能を導入する予定です。
 
IHGによると、ゲストがホテルの客室に特定の属性を選択した場合、その予約に対して1泊あたり平均USD22多く支払うそうです。
 
アップセル機能を有効にしたホテルでは、1泊あたり最大USD41多く支払うことになります。
 
この属性ベースのリスティングは、新たにリニューアルされたアプリの一部であり、現在では20ヶ国語で利用可能で、ロイヤルティ機能やその他の機能が強化されています。
 
アップグレードされたアプリには、ホテルを「ウィッシュリスト」に保存する機能が含まれており、将来的には共有できるようにする予定です。
 
また、宿泊客の携帯端末を自動的に施設のWi-Fiに接続する機能もあります。
  
 
属性に基づく販売機能を可能にするために、IHGはまず、ホテルの在庫情報を含む全施設の情報をクラウドベースの予約システムに移行する必要がありました。
 
その移行に関する提携パートナーとなったのが、Amadeusでした。
 
IHGは、所有するすべてのホテルについてその構成を理解する必要があり、眺めのいい部屋、高層階にある部屋など、文字通り一部屋ずつ見てチェックしていったそうです。
 
IHGの属性に基づく販売は、パーソナライゼーションの次の段階に関して業界が推進するものと一致しています。
 
IHGの客室マッピングのプロセスは、今後より一人ひとりに合った客室の提案を実現するために必要なものです。
 
Amadeusやアマゾン・ウェブ・サービスのような大企業は、ホテル会社と協力してクラウドへの移行を進め、準備のために標準化されたデータを収集しています。

まとめ

改めてIHGのアプリで見てみると、確かに部屋のプランが以前より増えているような氣がします。
 
この機能が、将来的に上級会員に対するアップグレードに影響を及ぼす可能性もありますね。
 
今までアナログだったものが、価格で明示的に差が出たので「2ランクアップ」の程度がよりはっきりしてしまったので、スイートルームへのアップグレードが少なくなってしまうかもしれません。
 
IHGは100カ国以上で6,000軒以上のホテルを展開しており、さらに1,900軒以上が計画中だ。19のブランドからなるポートフォリオは、インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツのようなラグジュアリーブランドから、ホリデイインのようなエコノミーブランドまで多岐にわたる。

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