IHGの新しいホテルブランド「Garner」とは
IHGは、最新のホテルブランドを立ち上げました。
Garner
というブランド名ですが、一体どのようなホテルコンセプトなのか、お伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
Garnerとは
IHGは、今後10年間でアメリカ国内に500軒、20年間で1,000軒のGarner施設を展開するという目標を掲げており、「世界的な拡大を目指す」としています。
IHGによると、このブランドは「信頼できるリラックスした体験を求める、あらゆる年齢層の価値重視の旅行者のために」デザインされたもので、「便利な立地、ぐっすり眠れる睡眠、素晴らしい無料の朝食など、ゲストが最も重視するものとともに、手頃な価格帯」を提供するホテルブランドとなるそうです。
サンドイッチ、エッグボウル、ヨーグルトパフェ、フルーツなどを提供する無料の朝食のほか、到着時にフレーバー入りの水を無料で提供し、コーヒーやスナックを提供する24時間営業のガーナー・ショップも併設します。
その他の特徴としては、ゲストの好みに合わせたプレイリスト、スナック、ドリンク、フレキシブルなロビーデザイン、ウェルカム・スイーツ、貸し出し品、アウトドア・レリーフ・ステーションなどのペットフレンドリーな演出があります。
2023年末までに最初のホテルがオープンする予定です。
GarnerはHoliday Inn Expressよりも低い価格帯となるそうです。
まとめ
他ホテルチェーンと競うように、IHGも新しいホテルブランドをどんどん発表しています。
Garnerは、2017年に開業したIHGの新築ミッドスケールブランドAvidと、2018年に開業した高級コンバージョンブランドVocoとどこが違うんでしょうかね。
また、ホリデイインエクスプレスより安い価格帯で無料の朝食を提供するということは、相当コストをカットしているはずです。
一体どの部分でコストカットしているんでしょう。
このブランドは、大金をかけずにブランドの転換を図りたいオーナーのために設計されています。
おそらく、あるホテルが他のホテル・グループのブランド基準に合わなくなり、新しいブランディングを探している時の受け皿となるのがGarnerなのかもしれません。
まずはアメリカでオープンということなので、しばらく日本には来ないと思いますが、IHG修行には良いホテルとなるのかもしれませんがコストを抑えた朝食を無料で食べるために宿泊を重ねたいか、と言われるとそれば別の話かなと思います。
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