IHGホテルの特典宿泊ポイント数が変動制に
先日、ユナイテッド航空(UA)のマイレージプログラムの提携航空会社フライトにおける必要マイレージ数が変動制となったことをお伝えしましたが、
ユナイテッド航空(UA)がまた改悪。更にユーザーアンフレンドリーになってしまいました
この流れは航空会社だけではなくホテル業界にもやってきています。
ハイアットは、(延期になりましたが)2020年3月から特典宿泊に必要なポイント数を変動制にすると発表していましたが今度はIHGがこの制度を開始しました。
世の中の主流になりつつあるこの流れを追いかけてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]
まずは中国から
必要ポイント数の変動は、まず中国、香港、台湾、マカオから始まるようです。
実際に少し見てみました。
8月のある日の、台湾のホテルにおける必要ポイント数です。
キンプトンとか、意外に少ないポイント数で宿泊できるようです。
Hotel Review : キンプトン大安ホテル(Kimpton Da An Hotel)
少し日付をずらして、11月のある日。
リージェントの必要ポイント数が跳ね上がっています。
続いて、年末年始。
こちらは、キンプトンも上がっていました。
確かに、変動制が導入されたようです。
そして世界へ
まず中華圏で試運用を行っているのだと思いますが、IHGは2020年のうちに全世界で変更をしていく予定らしいです。
日本はどうなのかと心配になり調べてみましたが、2020/5/3現在はまだ固定のポイント数でした。
お盆でも年末年始でも、ポイントでの宿泊ができない場合はNot availableか現金での表示となっていました。
そして2020年6月、ポイントの変動制がついに実施されました。
例えば2020年7月のインターコンチネンタル横浜 Tier8ですが、1泊あたり32,500ポイントで宿泊できるようになっています。
以前は固定で60,000ポイントだったので、本当に変動してます。
クリスマスの時期はなんと、30,000ポイントで宿泊できるようになってます!
まとめ
この変動制に乗じて、オフシーズンの必要ポイント数も知らないうちにじわじわ上げていくのかもしれません。
そうなれば、この制度変更は改悪と言えるでしょう。
2020年6月現在、日本のホテルにおいては比較的少ないポイント数で宿泊できるようですが・・・。
IHGはポイントはよく貯まるのですがその分消費するポイントも多く、上級会員であってもポイント宿泊ではラウンジを利用したり無料で朝食を摂ることができません。
日本においては全日空(NH)とも提携しており、ステータスのバラマキが行われているのであまり優遇されないのはしょうがないのかもしれません。
それでも、ホテルチェーンがIHGしかない地域があったり、特に日本においては大都市ではない地域にも展開されているので利用することもあるので一概にダメとは言えないのですが・・・。
将来、NHとの提携が解消されでもしたらどうなるかわかりませんけどね。
かと言って、ロイヤルアンバサダーを目指すほどIHGに愛着があるわけでもないし・・・困ったもんです。
何れにしても、お得に宿泊するために予約はお早めにどうぞ!
LEAVE A REPLY