ヒルトンのダイヤモンドステータスは獲得・維持する価値のあるものなのか?
最近はアコーホテルズやハイアットに宿泊してばかりでなかなか宿泊できていないヒルトンですが、実はダイヤモンドステータスを維持しています。
とは言っても、宿泊を重ねてのステータスではなく他のステータスの特典としてもらっているものなので、宿泊をする必要がなくつい疎かになってしまっています。
ヒルトンは比較的、宿泊実績以外でもステータスを獲得できてしまう(クレジットカードなど)ので、ありがたみが少し薄れてしまいますがそれでもステータスがあるとないとでは大違い。
自分の場合やクレジットカード特典などでステータスが自動付帯となっている場合は宿泊を重ねる必要はありませんが、ホテルの宿泊を重ねて獲得する価値のあるステータスなのか、改めて考えてみようと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]
ダイヤモンドステータス獲得条件のおさらい
ヒルトンのダイヤモンドステータスを獲得するには、
・60泊
・30滞在
・120,000ポイント(-> USD1で10ポイントなので、USD12,000利用することが必要)
上記いずれかの条件を満たすことが必要です。
また、日本においては2020年8月現在ヒルトンVISAプラチナカードというものがあり、1年の間にJPY1,200,000決済または10滞在または20泊達成でダイヤモンドステータスを獲得できるようになっていますがこのカードも2022/2/28でサービス終了となります。
代わりに、アメックスがヒルトンのクレジットカードを発行すると噂されています。
そして、このカードはダイヤモンドステータスが自動付帯になる、という噂も。
年会費が高くなることが予想されますが、ヒルトンダイヤモンドステータスが更に獲得・維持することが簡単になるかもしれません。
ダイヤモンドステータスの価値
ダイヤモンドステータスの大きな特典としてはやはり、
・クラブラウンジ利用
・朝食無料
・(場合によってはスイートまでの)部屋のアップグレード
ではないかと思います。
規約にもありますが、スイートルームへのアップグレードはホテル側の裁量に委ねられており、ジュニアスイート、スタンダードスイート、ベッドが1つのスイートルームへアップグレードしてもらえることがある、という程度。
ハイアットのように、「スタンダードスイートを含むその日空いている一番良い部屋」という記述にはなっていません。
ホテルによっては、有償でスイートルームへアップグレード可能、というところも結構あります(特に日本)。
今までスイートルームにアップグレードしてもらったのは、
・ヒルトン福岡
・ヒルトンシンガポール
・ヒルトンガーデンインバリ ングラライ エアポート
・ヒルトンガーデンインドバイ アル ミュラカバット
で、交渉によって例外的にヒルトン東京もジュニアスイートルームにアップグレードしてもらいました。
それ以外のホテルは、有償でスイートルームにアップグレードしてもらったか1ランク程度のアップグレードのみとなっています。
個人的な体験の印象としては、ダイヤモンドステータスを持っていれば日本以外のアジアにおいてはスイートルームにアップグレードしてもらえる確率が高まりますがそれでも、全体的なスイートルームアップグレード率は50%を下回ると思います。
まとめ
自分なりの考察ですが、ヒルトンダイヤモンドステータスは
自力で(宿泊を重ねて)達成する必要はなく、何かの特典で獲得・維持できる道を探る
という形にするのが良いのかなと思っています。
ヒルトンはマリオット同様世界中至るところにあるのでダイヤモンドステータスの特典を活用する機会は多いですが、上述の通りスイートルームへのアップグレード率はそんなに高くありません。
ラウンジアクセスや朝食を無料で摂ることができるのは魅力的ですが、真面目に宿泊を重ねて獲得する程のものではないかなぁと思っています。
(ヒルトンが大好き!という場合を除く)
ただヒルトンにはライフタイムダイヤモンドステータスの制度もあるので(1,000泊または2,000,000ベースポイント獲得)、これを狙って宿泊を重ねるのも良いかもしれません。
そんな理由なので自分の中でのヒルトンの位置付けは、ハイアット、アコーホテルズのホテルで良さげなところがない場合の消去法的な選択になってしまっています。
ですが今度久しぶりに海外のヒルトンに宿泊して、ダイヤモンドメンバーとしての価値を改めて体験してこようと思います。
LEAVE A REPLY