アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

シンガポール航空(SQ)のマイレージをScoot(TR)のフライトに利用するのはお得なのか

シンガポール航空(SQ)のマイレージをScoot(TR)のフライトに利用するのはお得なのか

豪華な機材と素敵なサービスで有名なシンガポール航空(SQ)。
 
そのマイレージプログラム「KrisFlyer」はなかなか使いづらく貯めにくいことで有名ですが、SQ子会社のフライトでも利用することができます。
 
SQには、
 
・シルクエアー(MI)
・Scoot(TR)
 
という2つの子会社がありますが、このうちMIについてはSQと同様の必要マイレージ数です。
 
チャートは、こちら
 
それではもう一つのTRについては、お得に使うことができるのでしょうか?
 
少し調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
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TRについて少し

Scoot(TR)はシンガポールを拠点とするLCCですが、LCCとは言うもののボーイング787-9を利用して長距離フライトも行う航空会社です。
 
シンガポール(SIN)からアテネ(ATH)や関西空港(KIX)経由でホノルル(HNL)へ運航してたりもします。
(KIX-NHL間は、以遠権フライトになります)

もともと”TR”というIATA2レターコードは同じくSQ子会社だった「タイガー・エア」のもので、Scootは”TZ”だったのですが、タイガー・エアとScootが2017年7月に統合したことに伴い、ブランドは「Scoot」、IATA2レターコードは”TR”をりようすることになりました。
 
LCCのアライアンスであるValue Allianceにも加盟しています。

SQマイレージでTRフライトに搭乗するには

※バウチャーへの交換は、2018/5/25まで可能です
それでは、このTRにSQマイレージを利用して搭乗するにはどうするのか、ですが、SQマイレージとTRの航空券代金を支払う際に利用できるバウチャーを交換して使うことになります。
 
そして、交換の割合は以下のようになっています。

ここをタップして表示Close
SQ必要マイレージ数 バウチャー金額 1マイルあたりの価値(JPY)
3,200 SGD30 0.785
5,300 SGD50 0.790
10,500 SGD100 0.797

(As of 15JAN18)
 
酷いもんです^^;
 
1マイルJPY1にもならないなんて。
 
これなら、まだSQやMIのフライトで利用した方がまだマシです。
 
例えば、シンガポール(SIN)からクアラルンプール(KUL)へ行くのに必要なマイレージ数(エコノミークラス)は7,500マイルなのですが、SIN -> KULのフライトは片道JPY30,000以上します。
(KUL -> SINだとJPY10,000以下ですが)
 
このルートで利用した場合のマイレージの価値は、
 
JPY30,000 / 7,500マイル = JPY4
 
となり、TRのバウチャーに交換した場合の5倍以上の価値を引き出すことができます。

まとめ

結論は、
 
SQマイレージは絶対にTRバウチャーに交換してはダメ!
 
ということになりそうです。
 
ただ、もう少しで期限が切れそうだけどSQ/MIに搭乗する程の数でもない、という場合はこの限りではないかもしれませんが、かなり損な使い方をすることになります。
 
せっかく貯めたSQマイレージ、効果的に使いたいですね。

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