IHGの新しいポイントプログラムにおいて、ポイントパッケージは有効なオプションなのか
2022年4月から、IHGのポイントプログラムがOne Rewardsとなりました。
IHGの新しいポイントプログラム「IHG One Rewards」
IHGにおいては以前から、宿泊時にボーナスポイントを購入できるようにしており、このポイントはステータス獲得の実績のポイントとしてカウントされます(IHGのユニークな機能です)。
IHGは別に、ポイントの購入キャンペーンをしょっちゅう行っており、ポイントパッケージで購入する単価よりも安く購入できるため、ボーナスポイントパッケージを利用してポイント獲得のみを目的として購入することはあまり意味がありません。
ですが、より早く上級会員になりたい場合にはポイントパッケージは意味のあるものでしょう。
ポイントプログラムが新しくなった今でもポイントパッケージは存在します。
このポイントパッケージでポイントを購入して上級会員に近づくことは意味があるのでしょうか。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ポイントパッケージの存在意義
ポイントプログラムが新しくなった今も、1泊につき1,000 – 5,000ポイントのボーナスポイントや、滞在期間に関係なく獲得できるポイント数が設定されている場合があります。
ボーナスポイントパッケージは通常の料金検索では表示されませんが、Best Flexible Rateでのみ利用でき、1泊につき最大5,000ボーナスポイントまで獲得できます。
仮にあなたがIHGのダイヤモンドメンバーであった場合、宿泊におけるポイントに対して100%のボーナスが付与されますが、このボーナスはステータス実績の対象外です。
ポイントパッケージを利用すれば、1回の宿泊料金で結構な数のポイントを獲得することも可能です。
例えば、インターコンチネンタル横浜 Pier8に1泊した場合、Best Flexible Rateの宿泊料金はJPY48,000くらいです。
USD1毎に10ポイント獲得できるので、ポイントでダイヤモンドメンバーになる場合はIHGにUSD12,000落とせばいい訳ですが、USD1 = JPY100とした場合には1ポイントをJPY10で購入したのと同じ意味になります。
JPY48,000の宿泊料金で、ポイントを4,800ポイント獲得できます。
ポイントパッケージにおけるポイントの単価は、JPY0.5くらいなので、ポイントパッケージの5,000ポイントを選択した場合、合計9,800ポイントをJPY50,400で獲得できます。
ダイヤモンドステータスを獲得するために必要な120,000ポイントを獲得するには、ポイントパッケージで12泊くらいすれば良いことになり、JPY608,000でダイヤモンドメンバー獲得となり、ポイントパッケージを利用しない場合と比べてJPY100,000程度お得にステータスを獲得できることになります。
工夫すれば、コストをもっと下げてダイヤモンドメンバーになることも可能でしょう。
(70泊した方が安く済むケースが往々にしてあると思います)
まとめ
プログラム刷新後、より良い特典を受けられるようになったこのボーナスポイントパッケージに興味を持たれた方が増えたのではないでしょうか。
1泊あたりの料金が高いホテルにボーナスポイントパッケージを付けて滞在をするだけで、ダイヤモンドステータスに到達することができるのです。
ただし、ラウンジアクセス特典はあくまでマイルストーンリワードの1つなので、1暦年内に少なくとも40泊する必要があります。
ポイントプログラムのさらなる深掘り、および効率の良いステータス維持の方法については、2022年6月にAdvanced Traveller向けセミナーでお伝えします。
上記の通り、ラウンジへ入るためにはしっかりと実績を積まなければいけないので、インターコンチネンタルのラウンジに入れるよう、実績を積んでみようと思います。
まず手始めに、クラウンプラザ成田へ宿泊します!
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